今日の豆知識
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| ここでは、ちょっとした豆知識を掲載させていただきますね。 できるだけたくさんの知識を掲載できるように頑張っていきます! |
| 豆 知 識 | |
| 10月31日 トップへ |
【晴天乱気流】 飛行機の揺れの原因となるような空気中の小さな渦による不規則な流れのことを「乱気流」と呼びます。日常のフライトにおいて、乱気流はパイロットが最も注意しなければならない現象のひとつです。 乱気流は、上下で風の強さや向き、空気の性質が大きく異なるときに発生しやすく、積乱雲などの雲の中で発生する乱気流については、雲の状態を目視や気象レーダーで観察すれば予測をたてることもできます。ただし、乱気流は雲の全くない晴れた空にも発生するため、気をつけなければいけません。 これは「晴天乱気流」といい、レーダーにも映らないため予測が非常に難しくなります。雲のない晴れた空の中で突然激しい乱気流に巻き込まれ、シートベルトをはずしていた乗客やサービス中の客室乗務員が天井まで放り上げられてけがをするといった事故が過去に何度も起こっています。 晴天乱気流によって飛行機がガタガタと揺れることもあるので、晴天時でも決して油断はできないのです。 |
| 10月30日 トップへ |
【時々雨と一時雨】 ●10月も終わりに近づき、冬がそこまでやってきています。 ●日本海側の地域では、初冬のころになると、雨が降ったり止んだりのしぐれ模様となる日が多くなります。 ●そんな日の天気予報は「時々雨」や「一時雨」などの表現が使われますが、これらの表現からどんな降り方を想像するでしょうか。 ●「時々雨」のほうが「一時雨」より強い雨、と思っていたならば、これは間違い。また、「一時雨」の方が晴れ間が多い、これも不正解。「一時雨」より「時々雨」の方が雨の時間が長い、これが正解なのです。 ●つまり、これら雨の表現は、雨の強さとは関係なく、また晴れ間とも関係はありません。「一時」や「時々」は、ただ雨の降る時間を表しているだけで、一時は時々よりも雨の降る時間が短いです。どちらかが雨量が多いとか、範囲が広いとかいうものではないのです。 ●これらは、「一時強く降る」や「所により」などという別の天気予報用語で表現されています。 |
| 10月29日 トップへ |
【肌の乾燥】 これからの時期は、北陸などの一部を除いたほとんどの地域で空気が乾燥してきます。また、室内の空気も暖房により乾燥するため、肌がカサカサしたり、時にはかゆくなった経験のある方も多いのではないでしょうか。 皮膚の表面には、水分を吸収したり放出したりする「角質層(角層)」とよばれるものがあります。この角質層から空気中へ多くの水分が放出されると、肌の乾燥が起こります。 空気が十分に湿っている時は、角質層が水分を吸収して肌は潤いますが、空気が乾燥して湿度が低くなると、角質層からの水分の放出が進んでしまうのです。また、屋外にいるときなど気温の低い環境下では、血管が収縮して血流が悪くなるため、代謝機能が低下します。そのため角質層に潤いを与える皮脂や汗の分泌量も減ってしまい、肌は乾燥しやすくなってしまうのです。 血管の細い女性や高齢者の方は皮脂の分泌が少なめです。空気が乾燥し、気温も下がるこれからの季節は、肌の管理に十分注意する必要があるといえるでしょう。 |
| 10月28日 トップへ |
【霜と霜柱】 ●すでに北日本や東日本からは初霜の便りが届くようになりました。全国の気象官署では初霜を観測していますが、初霜とは文字通りそのシーズン初めてとなる霜のことであります。 ●霜は草や木の葉などの表面にできる氷の結晶のことで、 地表面を霜が覆うこともあります。 ●一方、霜と似たものに霜柱があります。霜柱は土の表面付近にできる太さ2、3ミリ、長さ数ミリから数センチの氷の柱のことで、霜とはつくられるメカニズムが異なります。 ●これから次第に寒さが厳しくなってくれば、晴天が多く雪が少ない地方では霜や霜柱がしばしば見られることでしょう。 ●雪国では、地面が雪に覆われる時期になると霜や霜柱を見ることができなくなりますが、北海道などの特に寒い地方では、地中に霜柱ができる凍上(とうじょう)とよばれ る現象が見られることもあります。 |
| 10月27日 トップへ |
【雁渡し】 ●秋も深まり、日本の各地では渡り鳥が到来するシーズンになりました。秋にやってくる代表的な渡り鳥に「ガン」がいます。 ●ガンは、例年、9月頃シベリアから中継地を経て、10月頃日本に渡ってきます。そして、翌年の2月頃、繁殖地であるシベリアに再び飛び立っていきます。ガンが日本に渡ってくるころの北風を「雁渡し(かりわたし)」と言い、これは秋の季語にもなっています。 ●雁渡しはもともと伊豆や伊勢地方の漁師の間で使われていた言葉で、「雁」とは「ガン」のことを指しています。 ●雁渡しの季節を過ぎると徐々に冬を感じることができるでしょう。 |
| 10月26日 トップへ |
【肱川あらし】 ●秋は周期的に高気圧に覆われて穏やかな晴れの日がやってきます。昼は過ごしやすいですが、夜間は放射冷却現象が強まり地面付近の空気が冷やされ、霧が発生しやすくなります。とくに盆地などでは顕著に現れ、愛媛県の大洲盆地(おおずぼんち)では、たいへんめずらしい霧の現象を見ることができます。 ●大洲盆地にできた霧が肱川(ひじかわ)沿いを下り、強風とともに瀬戸内海沿岸の大洲市長浜町(ながはまちょう)まで流れ出て、時には瀬戸内海の数キロ沖合までを一続きに覆うことがあります。この霧をともなった風は「肱川あらし」と呼ばれています。例年、11月頃から3月頃にかけて見られる現象で、12月に最も頻繁に現れます。 ●肱川あらしは非常に冷たい風で、肱川河口の長浜町あたりで強風となって瞬間的に風速20メートルに達することもあります。ただ、肱川あらしが吹き荒れるのは朝だけで 午前中のうちに風も収まって霧も消え、昼からは穏やかな晴天になるのです。 ●これからの季節、高気圧に覆われて晴れそうな日に訪れてみれば、壮大な霧を見ることができるかもしれません。 |
| 10月25日 トップへ |
【月の大きさ】 11月3日(旧暦9月13日)は「十三夜」。中秋の名月(旧暦8月15日)ほど広く知られてはいませんが、日本では古くから「後(のち)の月」とよんで、この日にも月見をする風習があります。夜の冷え込みが強くなるとともに、空が澄み切ってくるこの時期、満月とはひと味違った趣のある十三夜の月を眺めるのもいいものです。 ところで、夜空に浮かぶ月はほかの星に比べるとたいへん大きく見えますが、実際の大きさはどのくらいなのでしょうか。月の直径は約3500キロ、地球の大きさの4分の1程度に相当します。地球と月の距離は、地球と太陽との距離のおよそ400分の1とたいへん近いため、見かけの大きさは、太陽と同じくらい大きく見えるのです。 ちなみに、月の質量というと地球のおよそ100分の1で、地球と比べれば大きさのわりに軽い星ということになります。 十三夜の月は、満月よりも1時間ほど早く東の空を昇るので、宵のころには高く上った月を眺めることができます。 |
| 10月24日 トップへ |
【ヒラメ】 これから冬にかけてヒラメが旬となります。ヒラメは味のよさから生の刺身などで食べられることが多く、ひれ骨のいわゆる「えんがわ」とよばれる部分は最も美味なものとして好まれています。海の中では、水深が200メートルより浅い所の砂や泥の海底に生息します。敵から身を守るために、目で周囲の色を見て自分の体の色や模様を周りの環境に合わせて変化させることができます。ただし、目で見えるものに合わせて変化するため、尾びれの方の海底が白くても、目のそばが黒い海底であれば、黒っぽく変色してしまいます。また、ヒラメには左側に目がかたよっているという大きな特徴がありますが、これは生まれつきではありません。卵からかえったばかりのヒラメは、他の魚たちと同じように、目は両側にありますが、体長が8ミリ前後に達したころから右目が移動し始め、体長14ミリ、ふ化後25日前後で右目は頭の背中側に達します。ふ化してから50日も経てば、目の位置は成魚と同じになるのです。 |
| 10月23日 トップへ |
【ウェザーマーケティング】 私達が毎日のように利用しているスーパーやコンビニの商品の中には、気温や天気、季節によってその売れゆきが大きく変わってくるものがあります。例えば、水着やスキー用品などの季節商品や、セーターやコートなどの衣類、野菜や飲み物などがそうです。当然、お店では、消費者が買いたいと思う時期に最適な商品を提供したいと考えています。その際、気象情報を活用しながら、販売計画を立てたり、商品の仕入れや在庫の管理などを工夫することを、「ウェザーマーケティング」と言います。天気や降水確率、体感温度などの商品の販売活動に活用することにより、むだを防ぎ、売り上げを上げるチャンスを知ることができるのです。さらに、ウェザーマーケティングは、仕入れや在庫管理などの販売計画だけでなく、店鋪の人員配置、売り場作り、プロモーション計画などにも役立てることができます。このように、気象情報はテレビで見ている天気予報だけでなく、流通の業界にもさまざまな形で活用されているのです。 |
| 10月22日 トップへ |
【霜降】 10月23日は二十四節気のひとつ「霜降(そうこう)」です。暦の上では冬を間近にひかえ、所によって霜が見られるようになるころです。ただ、例年このころに初霜が観測されるのは、北海道や東北北部、長野県だけで、多くの所は立冬を過ぎてからとなります。また、霜降のころには冬服が登場するようになりますが、人間だけでなく、木は葉を落として草は枯れ、虫は地中にもぐるなど、万物が冬支度を始めます。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。冬支度を早めにおこない、急な寒さでかぜなどひかないよう気をつけたいものですね。 |
| 10月21日 トップへ |
【甘柿と渋柿】 10月も半ばを過ぎ、日ごとに秋が深まってきています。これからの季節においしいものと言えば柿でしょう。柿は生で食べるものと干柿にして食べるものがあり、生で食べる柿は甘柿、干柿用は渋柿を使います。一見違いはなさそうですが、包丁で切ってみると、2つに大きな違いがあることがわかります。甘柿は果実に黒いはん点がありますが、渋柿にはありません。この黒いはん点こそ、柿が甘いか渋いかを決める「タンニン」と呼ばれるものです。甘柿、渋柿ともに幼果期には渋みがありますが、甘柿は果実が成熟する過程でタンニンの性質が水溶性から不溶性に変わります。人間の舌は、だ液に溶けた物質の味を感じるしくみになっていて、水溶性のタンニンはだ液に溶けるため食べたときに渋さを感じます。しかし、不溶性のタンニンはだ液に溶けないので渋さを感じないのです。つまり、タンニンが水溶性か不溶性かによって渋柿か甘柿かが決まるのです。甘柿に見られる黒いはん点(ゴマと呼ばれる)は、不溶性に変わったタンニンが酸化したために黒くなったもので、甘柿のしるしといえるのです。 |
| 10月20日 トップへ |
【オリオン座流星群】 冬の星座の代表格ともいえるオリオン座ですが、夜遅くにはその姿を見るようになってきました。このオリオン座にも流星群があるのをご存じでしょうか。今年のオリオン座流星群は、10月21日ごろに極大を迎えると予想されています。22日が新月ですので、月明かりの影響が少なく、良い条件で観察が出来そうです。流星の飛び出してくる放射点は、オリオン座の左上にあるベテルギウスの近く、ちょうど勇者オリオンが右手に握るこん棒のあたりです。今回のオリオン座流星群は、星の明るさとしてはやや暗めですが、跡を残すものが多いという特徴があります。空気が澄み星空のきれいな季節になりました。秋の夜長、夜更かしのついでに夜空を見上げてみるのも良いですね。 |
| 10月19日 トップへ |
【紅葉する樹木】 ●北日本、東日本を中心に紅葉が始まっています。 赤や黄、オレンジ、緑色の葉が織りなす錦模様は、私たちの目を堪能させてくれます。 ●その中で赤く色づく樹木の代表といえば、カエデ類です。中でもイロハカエデは鮮やかな赤に染まります。全国の山地で見られるナナカマドや背が低くて庭木としても人気のあるドウダンツツジも赤く色づきます。 ●一方、黄色く色づく代表的な樹木はイチョウです。街路樹として全国で見ることができ、色づきがピークになると輝くような黄色で辺りが明るく感じられるほどです。また、針葉樹のカラマツやハート形の葉を持つカツラなども黄色く鮮やかに色づく樹木です。 ●紅葉狩りへ出かけたときは、彩りだけでなく木の種類にも注目してみてはいかがでしょうか。 |
| 10月18日 トップへ |
【さつまいも】 ●秋の味覚と言えば、まつたけ、くり、さんま、・・・といろいろありますが、さつまいもも今がおいしい季節です。 ●さつまいもは、種類によって差があるものの、だいたい9月中旬から11月上旬が収穫時期で、10月に最盛期を迎えます。原産地は中央アメリカで、日本には17世紀の初めころに入ってきました。このとき、薩摩(さつま)地方(現在の鹿児島県)から広まったため、薩摩の芋が転じて「さつまいも」と呼ばれるようになったと言われています。 ●そんなさつまいもは、甘みがあり女性にとても好かれていますが、実は美容にもいい野菜。さつまいもは、1本(約200グラム)で1日に必要なビタミンCを摂取することができるのです。ビタミンCは、メラニン色素の沈着を抑制する働きがあるので、夏に日焼けしすぎてしまった方はぜひ食べてみてください。 ●また、さつまいもを切った時に出る白い液(ヤラピン)は、便秘に効果があるのです。他にも、カルシウムやカロチン、カリウムなどがたくさんの栄養素が含まれたとても優秀な食材なのです。 |
| 10月17日 トップへ |
【快眠を促す環境】 秋の夜長、ぐっすりと気持ちよく眠りたいものです。朝晩は涼しい日が続くようになって、寝苦しさを感じることもなくなりましたが、快適に眠れる条件を整えておかないと、すっきりとした目覚めにつながらないこともあります。 快眠を促す環境を見ると、まずひとつは音や光の刺激がないことが挙げられます。大きな音や光は脳を刺激し、眠りを妨げます。特に、夜間は生活の上で出る音が少なくなるため、ちょっとした物音でも気になってしまい、眠りに影響するのです。 また、温度や湿度がちょうど良い状態に保たれていることも快適な眠りの条件であります。寝室に適した温度は季節によって変化し、夏の場合は25度前後、冬は13度前後、湿度は年間を通して50パーセントくらいが理想とされています。 そして、寝具も重要です。寝具は体に直接に接するものなので、その弾力性や重さなどが睡眠に大きく影響するのです。例えば硬い布団の場合は、骨の部分が圧迫されて血液の循環が悪くなったり、逆に柔らかすぎる布団の場合は、寝ているときの姿勢が不自然になるなどして、いずれも安眠できません。敷き布団、掛け布団とも適度な硬さや重さが必要となるのです。 |
| 10月16日 トップへ |
【ゴルフボールのしくみ】 ●スポーツの秋です。ゴルフを楽しむ方も多いでしょう。一見ただの小さな円球に思えるゴルフボールですが、その中には最先端のテクノロジーがつまっています。 ●表面にあるへこみはディンプルといって、単なる飾りではありません。ディンプルには空気抵抗を減らして、揚力を増やす効果があり、ボールが遠くまで飛ぶための翼の役割をするのです。 ●また、ゴルフボールは大きく分けて、糸巻きボールとソリッドボールがありますが、現在はソリッドボールが市場のほとんどを占めています。ソリッドボールは反発力の強い 合成ゴムでできていてインパクト時のエネルギーを飛距離につなげる仕組みになっているのです。 ●少しでも飛距離がのびるよう、小さなボールにいろいろな工夫が施してあるのです。 |
| 10月15日 トップへ |
【秋の香り】 道を歩いていると、どこからともなくキンモクセイのよい香りが漂ってくる時期となり、10月に入ってからは本格的な秋の訪れを実感できるようになります。 秋にだいだい色の花を咲かせるキンモクセイは、強い芳香で知られている花。春と秋に二度、薄い黄色の花を咲かせるウスギモクセイやキンモクセイにやや遅れて白い花をつけるギンモクセイも、キンモクセイと同じモクセイ属の植物であります。 モクセイ属の学名は「Osmanthus(オスマンツス)」といい、「芳香のある花」という意味があります。ウスギモクセイやギンモクセイも、淡い香りを漂わせ、ウスギモクセイは姿やにおいなど、キンモクセイによく似ているのです。 静岡県三島市の三嶋大社には、国の天然記念物にも指定されている「三嶋大社のキンモクセイ」と呼ばれる巨木があります。この木は正式にはウスギモクセイであります。 |
| 10月14日 トップへ |
【雲の四季】 ●季節の移り変わりとともに、空に浮かぶ雲も入れかわっていきます。俳人正岡子規は、雑誌「ホトトギス」の中でこの様子を「春雲はわたの如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如く、・・・」と表現しているのです。 ●春は太陽の光で大地が熱せられ、空気も暖められて上昇し、わたぐもができます。 ●夏は、春以上に空気が暖まってわた雲がさらに発達し、入道雲や雷雲に代表されるような、もくもくとした巨大な雲が特徴的です。 ●秋になると、うろこ雲やいわし雲、まだら雲などと呼ばれる雲がしばしば見られ、その姿は小石を敷き詰めたようだったり、風に吹かれた砂丘の表面にできる風紋のようにも見えます。 ●そして冬、特に日本海側で時雨や雪を降らせるような低い雲に覆われたとき、空はまさに鉛のような色になります。 ●正岡子規は自然を捉える優れた目を持っていたのです。 |
| 10月13日 トップへ |
【入浴の効果】 寒い季節は、お風呂のあたたかさが何より心地よく感じます。湯ぶねにゆったりとつかって体をあたためると、血管が広がって血液の循環がよくなるため、新陳代謝を高める効果も期待でき、そのほかにも入浴にはさまざまな効果があるのです。 水中では水面からの深さに応じて体に水圧がかかるため筋肉や関節がほぐされてマッサージのような効果を生んだり、血液が心臓に戻ることを助けてうっ血を解消してくれるのです。 さらに、湯に深くつかれば水の浮力によって、人間の体は10分の1程度の軽さになり、手足や関節にかかる負担が少なくなります。重力から解放されることで体の疲労や緊張を解きほぐし、心もリラックスさせてくれるのです。 |
| 10月12日 トップへ |
【ひと雨一度】 ●「ひと雨一度」という言葉をご存じでしょうか。 ●これは、秋の気温の下がり方を表した言葉で、雨がひとしきり降るたびに、気温が一度くらいの割合で低くなるという意味です。 ●秋の気温は、おおまかに見れば冬に向かって緩やかな下りのカーブを描くように推移します。ただ、毎日の気温の変化は天気に大きく左右され、高くなったり低くなったりの大きなジグザグ模様となります。急に気温が下がったかと思うと暑さがぶり返し、再び、がくんと涼しくなるという変化をくり返しながら、季節は冬へと移るのです。 ●気温がグンと下がるタイミングは、雨の降ったあとが多いため、ひと雨ごとに秋の深まりを実感するのです。 |
| 10月11日 トップへ |
【芭蕉忌】 ●10月12日は松尾芭蕉(まつおばしょう)の命日「芭蕉忌(ばしょうき)」。「奥の細道」で有名な松尾芭蕉は、1694年の10月12日、51歳にして大阪で亡くなりました。 ●芭蕉は日本の各地を歩き、風光明媚(ふうこうめいび)な景色を感情の動きや季節に合わせて詠んだ俳人です。それまでのものとは違った独自の俳諧、蕉風(しょうふう)を確立し、死後300年以上経った現在でも多くの人に親しまれる句をたくさん残しました。 ●芭蕉を慕う俳人達により、今でも旧暦の10月12日に近い、毎年11月12日には俳聖、松尾芭蕉をしのんで京都市東山区にある芭蕉堂で法要や句会が行われています。 ●芭蕉は全国の行く先々で、すばらしい名句を残しましたが、生前最後の句となったのは、やはり旅先での句で、「旅に病んで夢は枯野をかけ廻(めぐ)る)」でありました。また芭蕉は、毎年のように時雨(しぐれ)を俳句に詠み 続けたため「時雨の詩人」とよばれていて、その命日は「時雨忌(しぐれき)」とも呼ばれているのです。 ●折しも芭蕉忌のころは、冬型の気圧配置が現れ始めるころでもあり、時雨の季節だったのです。※芭蕉の享年(51歳)は数え年。 |
| 10月10日 トップへ |
【ラフティング】 ラフティングとは、専用のゴムボートで激流や急流の川を下るウォータースポーツ。1970年代にアメリカのコロラド州で発祥したラフティングは、現在、世界中で楽しまれていて、技術やスピード、危険回避などを競う競技ラフティングも盛んに行われています。 ラフティングが行われる川は、流れの激しさの度合いや川の落差、岩の絡んだ流れによってクラスやグレードが分かれています。流れが穏やかで、初心者でものんびり楽しめる下流などはグレードが低く、水上のジェットコースターのようなエキサイティングな急流は、グレ−ドが高いのです。 競技ラフティングは雨が降ってもほとんどの場合は決行します。適度に水量が増せば、グレードが上がりスリルが増すことは間違いないですが、台風や集中豪雨などで水量が急激に増えて危険な場合は中止になることもあります。 |
| 10月9日 トップへ |
【りんごの収穫時期】 ●りんごが収穫の季節を迎えています。 ●代表的な品種のひとつである「つがる」は9月中旬ごろから収穫され、9月のうちからスーパーなどの店頭に並びはじめます。10月中旬からは上品な酸味が人気の「ジョナゴールド」、下旬になると、赤いものは贈り物にもされる「陸奥(むつ)」が収穫の時期を迎え、家庭の食卓を飾ることになります。そして冬の足音が聞こえてくる11月の上旬に、「ふじ」の収穫が始まります。日本一のりんごの産地である青森では、「ふじ」が生産量の半分を占め、日本を代表するりんごと言えるでしょう。 ●今年も、風雨などに負けずに実った新鮮なりんごを季節に合わせて食べてみてはいかがでしょうか。 |
| 10月8日 トップへ |
【秋山の天気】 秋はさわやかな日が多く、行楽にも快適な季節。10月になると、標高の高い所から次第に紅葉が見ごろとなり、紅葉狩りや山菜取りに出かける方が多くなります。この時期は本格的な登山ではなくても山へ行く服装は十分に注意して選ばなくてはなりません。 標高が100メートル高くなると、気温はおよそ0・6度下がります。ふもとの気温が20度の場合、1000メートル登れば14度ということになります。雨が降ったり風に当たればさらに体感温度は低くなります。3000メートル級の山では、いつ雪が降ってもおかしくない時期です。 ふもとはさわやかな秋でも山はもう冬支度を始めています。これからのおでかけは目的地にあわせて、防寒着を用意するようにしましょう。 |
| 10月7日 トップへ |
【寒露】 ●10月8日は二十四節気のひとつ、寒露(かんろ)。寒露とは野草につく露も冷たく感じられるころのことで、秋の長雨がそろそろ終わり、これからが本格的な秋となります。 ●これからは日が短くなり地面が暖まりにくいので、大気の状態が安定して澄んだ秋晴れになりやすいです。山では晩秋の気配が色濃く感じられ、朝晩には涼しいというより むしろ寒く感じるようになります。 ●北国では氷のはる所もあり、暖房器具がそろそろ活躍します。そのほかの地域でも25度以上の夏日はほとんどなくなり、日中でも暑さを感じることは少なくなります。秋の深まりを実感できる時期といえるでしょう。 |
| 10月6日 トップへ |
【コスモス(秋桜)】 コスモスは、澄みきった秋空の下で咲くその優しい姿、そして、花びらの形がサクラに似ていることから「秋桜(アキザクラ)」の和名で親しまれている。コスモスはキク科コスモス属の1年草で、学名はCosmosbipinnatusという。原産国はメキシコで、18世紀末にスペインのカバニレス神父によって、コスモスと学名がつけられたと言われている。 日本には1880年代にイタリアから種子が持ち込まれ広まったということだ。元々は、高原に咲く花で、原種はメキシコ中央高原の約2400〜2700mもの高地に生えていたのである。日本でも、信州や軽井沢などの高原にその美しい姿は見られる。 色はホワイト、ピンキー、濃紅色、黄色などたくさんあり、花の時期は、6〜10月末頃まで。その可憐な姿の割にはとても丈夫で、一度栽培をすると翌年からはこぼれ種で花をたのしむことができる。茎が細いので、強風に弱いという欠点があるが、倒れたままでも、そこから新たに根を出してくるので、枯れることがない。 コスモスの発芽温度は15度以上で、まき時は4月〜7月である。早生(わせ)品種は種を巻いてから2〜3ヶ月で開花するので、盛夏の前に花が見られる。コスモスは、種まきの時期をずらすことによって、長い期間、楽しむこともできるのだ。 コスモスという言葉には、ギリシャ神話で「秩序」、「整然とした調和のある世界」、「宇宙」という意味がある。このことから、コスモスの花言葉は、「乙女の心」「調和」、「野生美」、そのほかにも「真実」、「仲直り」などと、とても素敵なフレーズが付けられている。 |
| 10月5日 トップへ |
【中秋の名月】 ●今年(2006年)は、10月6日が中秋の名月。 ●日本では、1873年(明治6年)に太陽をもとにした暦(グレゴリウス暦)が作られるまで、月をもとにした暦(太陰暦)が使われていました。昔は月の形を見ればその日が何日ごろか分かるようになっていたのであります。 ●太陰暦では、新月になる日をその月の朔日(ついたち)と数えます。三日月は、その名の通り3日目を意味しています。そして、半月(上弦)になるころが7日目。さらに月が丸みを帯びて満月になるころは、新月から数えて15日目なので、十五夜と呼ばれます。 ●その中でも、旧暦8月15日の月は「中秋の名月」と呼ばれ、昔から月を観賞する風習がありました。月見は平安時代から始まったとされ、旧暦8月15日の月を「名月」と呼ぶようになったのは、室町時代からと言われています。 ●この日の月が特別な意味を持つようになったのは、旧暦8月15日が初穂祭の日に当たり、農耕行事のひとつとされていたことにもよります。芋やだんご、ススキの穂など が供えられるのも、同じく農作物の収穫を祝う風習から来ていると考えられているのです。 |
| 10月4日 トップへ |
【秋の季語・月】 ●秋の季語のひとつに「月」があります。月は季節を問わず見られるものですが、「仲秋の名月」というように秋の月は特別であります。春の季語として「花」が大事にされてきたのと同じように、昔から秋を表す大切な言葉として使われてきたのです。 ●日本では、古くから収穫期になると月を祭る行事が執り行われていました。現在の月見の際にも、いもやだんご、枝 豆、ススキの穂などを供えるのは、昔の農耕行事の名残と言えるでしょう。 ●秋の空気はさわやかで澄んでいるので、月もひときわ美しく見えます。秋の夜長に、ゆっくりと月を眺めてみるのもよいでしょう。 |
| 10月3日 トップへ |
【移動性高気圧と天気】 秋は、日本列島の上空を移動性の高気圧がよく通過する季節です。冬はシベリア高気圧、夏は太平洋高気圧が日本列島の天気を支配しますが、春と秋はこの移動性高気圧が天気図の主役といってもいいでしょう。 大陸生まれの移動性高気圧は比較的乾燥しています。空気中に水分をあまり含んでいないため、移動性高気圧に覆われるとすっきりと晴れるのであります。 ただ、移動性高気圧のすぐ後ろには低気圧がひかえています。その影響で、高気圧の中心が通り過ぎるころには澄んだ青空には薄雲が広がってくるのです。低気圧が近づくにつれて雲は厚みを増し、天気は下り坂となります。移動性高気圧に覆われていても、すっきり晴れるのは高気圧の東側半分くらいなのであります。 天気予報の天気図を見て、自分のいる場所が移動性高気圧の東側、西側に位置するかを確認しながら、空を眺めてみるのも面白いでしょう。 |
| 10月2日 トップへ |
【シイタケ】 ●秋は収穫の季節。この時に収穫できるものの一つにキノコがあります。 ●一口でキノコといってもいろいろな種類があがりますが、代表的なキノコとしてシイタケが挙げられます。今では人工栽培によって一年中出回っているが、天然のものは春と秋にシイやナラ、クリなどの枯れ木に自生します。 ●そんなシイタケには食物繊維が豊富に含まれている。その量はエノキタケやシメジなどのキノコよりも多く、特に干しシイタケには食物繊維が100グラム中42・5グラムも含まれていて、不足しがちな食物繊維を摂るのに適した食材と言えるでしょう。 ●また、うま味成分が多いのもシイタケの特徴です。食材のうま味成分としては、グルタミン酸、イノシン酸、グア ニル酸の3つが知られていますが、シイタケにはこのうちグルタミン酸とグアニル酸が含まれています。この2つのうま味成分の相乗効果で、シイタケのおいしさが生まれるのです。 ●シイタケは単体で食べてもうま味が十分であるし、ほかの料理のおいしさも引き立てることもできる優れた食材と言えるでしょう。 |
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【みずがめ座】 ●今の時期、南の夜空に現れる星座に「みずがめ座」があります。「みずがめ座」は星占いに出てくる有名な星座ながら、3等星よりも明るい星がなく、実に目立たない星座 です。それでいて結構大きな星座なので、星座として星と星とを結ぶことは難しく、日頃から星を見慣れている人でさえ戸惑うことが多いのです。 ●おおまかな位置は、南の低い空にポツンと輝く1等星の「フォーマルハウト」を手がかりにすると見当がつけやすいでしょう。そのフォーマルハウトよりも上の方の広いエリアにみずがめ座があります。ちなみに、フォーマルハウトはみずがめ座ではなく、「みなみのうお座」の星です。 ●みずがめ座は少年が水の入ったかめを持っている姿で、みずがめからこぼれた水が魚(みなみのうお座)の口に注がれています。この少年は名をガニメーデスといい、美 少年でした。そのあまりの美しさゆえに、わしに化けたギリシアの最高神ゼウスによって、神々の世界に強引に連れ去られてしまったのです。そして、そのために嘆き悲しんでいたガニメーデスの両親の心をいやせるようにと、ゼウスがガニメーデスの姿を夜空に写して作ったのがこの星座だと伝えられています。 |
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【冬型気圧配置の出現率】 ●秋分を過ぎ、日ごとに秋が深まっています。朝晩は冷え込んで、冬の便りも届くようになりました。これから晩秋にかけては天気図も秋から冬へと変わっていきます。 ●例年10月に入ると、日本の西側に高気圧、東側に低気圧という冬の気圧配置が見られるようになります。10月上旬にはあまり見られませんが、10月中旬になるとその割合は増して、20パーセント近い確率で現れるようになります。さらに、11月中旬にはそのおよそ2倍の4割近くが冬型の気圧配置になります。つまり3日に1日以上の割合で冬型となるのです。 ●季節は一進一退を繰り返しながら徐々に移り変わっていくものなので、毎日、テレビや新聞の天気図をチェックしていると、秋のうちから冬が少しずつ顔をのぞかせることに気付くかもしれません。 |
| 9月29日 トップへ |
【秋の虫】 夜には秋の虫の声が聞こえる季節になりました。日本に生息する秋の虫の数は約60種類くらいといわれています。この数は世界でみても多いほうですが、なぜ日本には秋の虫が多いのでしょう。 理由の一つは日本列島が南北に長くてさまざまな植生があること。虫にとって多様な生活の場が与えられていることで、秋の虫の種類も多くなるのであり、秋の虫は熱帯地域生まれのものが多いため、比較的高緯度のヨーロッパに比べると、中緯度の日本の方が生息しやすいということが挙げられます。 ちなみに、四季の変化がほとんどない熱帯地方では、コオロギなどの音が一年中聞こえるため、日本のように特定の季節を感じさせるものではありません。 |
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【キノコを探そう】 ●秋といえば実りの季節。この時期はいろいろとおいしい食べ物が収穫できます。その中でも、キノコは近くの山などでも気軽に採ることができるため、秋になるとキノコ狩りに出かける方も多いでしょう。 ●キノコには「木の子」という意味があることからもわかるように、樹木と密接な関係があります。そのため、キノコ狩りで効率よく目的のキノコを見つけるには、そのキノコが生えるのに必要な木を探しましょう。 ●例えば、アカマツが群生する場所ではマツタケが採れます。ブナ林では、ナメコやマイタケ、ブナシメジなどがよく生えています。一般にスギ林では、生えてくるキノコの種類は少なくあまり収穫は見込めませんが、例外的にスギヒラタケだけは多く、似ている毒キノコもないので、食用キノコとして人気があります。 ●また、キノコの生え方も、枯れ葉の下に潜るように生えているものもあれば、木の幹にへばりつくように生えていたり、倒木などに生えていたりと、種類によって様々。キノコ狩りに出かけたときは、どの場所にどんなキノコが生えているか観察してみるのも楽しいのではないでしょうか。 |
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【天気のことわざ】 天気に関することわざはたくさん残されていて、いまでも十分天気予報に使うことができます。 そのような天気のことわざで昔から有名なものに「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」というのがあり、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。このことわざは空の色によって天気を予想しているのですが、これにはちゃんと説明が付くのです。 日本の天気は、おおよそ西から東へと変わり、夕焼けが見える時は、西の空が晴れていて、これから翌日にかけてやってくる空に雲がない事を意味しているため、翌日は晴れ、ということになります。反対に、朝焼けは、すでに通り過ぎた空に雲がないことを示しており、そろそろ次の天気、すなわち悪天がやってくるという意味があるのであります。 ただ、このことわざは一年中当てはまるわけではない。夏は太平洋高気圧が南から張り出しており天気が西から東へ変わることが少ないため、あまりあてにならないといえます。天気が西から東へ周期的に変わることが前提となるため、移動性の高気圧と低気圧が交互に通過する春や秋はよく当たることわざといえそうです。 ちょうど今はこのことわざがあたりやすい季節。朝焼けと夕焼けをみたら翌日の天気を予想してみるといいかもしれません。 |
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【スポーツの秋】 ●9月も終わりに近づき、暖房も冷房もいらない快適な陽気が多くなってきました。食欲の秋、読書の秋などと言われますが、この時期はスポーツに適した季節でもあります。 ●短時間の激しいスポーツなどを除けば、一般にスポーツに適した気温は、19度から21度の間といわれています。 ●例年、秋に平均気温が19度から21度の範囲になるのは、札幌で8月下旬から9月上旬、仙台では9月中旬ごろ。日中の気温からみれば、この後1か月間くらいスポーツに適した気温が続きます。 ●東京、大阪、福岡では、10月を中心に最も適した気温となり、ちょうどこれからの時期がスポーツに最適と言われる気温になるのです。 ●普段はめったに体を動かさないという人も、スポーツを始めるなら秋がおすすめです。 |
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【台風】 台風が日本に接近すると、天気予報やニュースなどでは「大型で強い台風が・・」などという風に、台風の「大きさ」や「強さ」を表す言葉を良く耳にします。 大きな台風には、大型や超大型という表現を使いますが、必ずしも大きな被害をもたらすのは大型の台風だけとは限りません。台風による被害は、「大きさ」だけでなく、風の強さ、雨量などによってさまざまであります。大型でなくても大きな被害を引き起こした台風は過去にいくつもあるのです。 また、強い台風は必ず強い雨を降らせるのでしょうか。台風の「強さ」は雨を基準に決められているわけではありません。同じ強さの台風でも降らす雨の量はさまざまで、風が非常に強くて雨の多くない台風もめずらしくないのであります。 しかし中心付近の風が強いほど強い台風になるのかというと、これは正解。台風の「強さ」は風の強さによって決められているのであります。 |
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【ススキとオギ】 ●今年は10月6日が十五夜。この十五夜に欠かせないのが秋を代表する植物の一つ、ススキ。十五夜が近づくと山野へ入ってススキを取ってきた経験のある人もいるのではないでしょうか。 ●ススキは尾花(オバナ)ともよばれ、秋の七草のひとつであります。その名は「すくすくたつ木」とか、神楽(かぐら)に使われた楽器のための木という意味の「スズの木」から来ているといわれています。 ●ところで、みなさんはススキと非常によく似た植物があることを知っているでしょうか。イネ科ススキ属にはよく似たものが多いのですが、その中でも非常によく似ているものにオギがあります。 ●オギもススキと同じ秋の植物で、茎が細いためススキよりも音を立てて風によくそよぐ。この様子は「萩の声」という秋の季語にもなっているのです。また、神様や霊魂を招くことを「をぐ」というため「オギ」の声は「神」の声としても解釈されていたようであります。 ●ススキもオギも、この時期は秋風になびいて、野山や河原に秋の景色を演出していることでしょう。 |
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【初冠雪】 北海道では、一足早く秋が深まってきました。 上空に強い寒気が入ってくると、紅葉の見頃を待たずに標高の高い山からは雪の便りも届くようになります。例年、北海道大雪山系(だいせつさんけい・たいせつさんけい)の旭岳(あさひだけ)から、一番早い初冠雪(はつかんせつ)の便りが届きます。 初冠雪とは、山頂に積もった雪が、山ろくの気象台や測候所から初めて見えたときに発表されるもの。そのため、実際に山頂付近に雪があったとしても、雲などでふもとの気象台や測候所の位置から確認できなければ、初冠雪とはなりません。 このため、実際の積雪より幾日か遅れて発表されたり、雲が途切れるまでの間に山頂の雪が解けてしまうこともあるのです。 |
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【秋分】 ●9月23日は秋分。この日は、秋の始まりである立秋と冬の始まりである立冬の中間にあたり、暦の上では秋の折り返し点となります。 ●地方にもよるが、この時期、平均気温は1週間あたりおよそ1度ずつ低くなり、昼の時間は1年で一番早いペースで短くなっていきます。夏の名残はほとんどなくなり、季節が進んでいることを実感できるころと言えるでしょう。 ●秋分は、その前後3日間を含む秋の彼岸の中日(ちゅうにち)であります。年に2回ある彼岸には、祖先の霊を供養するため墓参などが行われますが、国民の祝日に関する法律(祝日法)によると、秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ」日と定められています。一方、春の彼岸の中日である春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日と定められているのです。 ●俳句の世界では彼岸は春の季語となっていて、秋の彼岸は「秋彼岸」「後の彼岸」と区別して言われるのですが、 法律上では、秋のほうに彼岸の意味が採用されているようです。 |
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【天井川】 ●天井川とは、河床(かしょう・かわどこ)が周辺の土地よりも高くなった河川のことであります。 ●天井川の河床は周辺の市街地の地盤より数メートル高く、時には民家の屋根より高いこともあります。天井川のある所では、川の流れの下にトンネルがあって、人や車が川の下を通るという珍しい風景も見られます。 ●このような地形は、自然に出来たものではなく、堤防の影響によりできた人工的な地形なのであります。 |
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【秋の七草】 ●朝晩の空気に秋の涼しさが感じられるようになり、草花からも秋の訪れを実感できる季節となってきました。 ●野山や川岸を探せば、「秋の七草」であるハギやススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウを見つけることができます。 ●秋の七草は、歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)が秋に見られる代表的な草花として7種を選び、万葉集で詠んだことから一般に広まりました。春の七草とは違い七草 がゆとして食べて楽しむ風習はありませんが、秋を知らせる花としてはなじみ深い草花ばかりです。 ●秋空のもと、近くの野山などへ七草を探しに出かけてみるのもいいかもしれません。 |
| 9月19日 トップへ |
【ヒガンバナ】 ●秋の彼岸のころになると、田んぼのあぜ道や川の土手などで真っ赤に咲くヒガンバナを見かけることがあります。 ●ヒガンバナは学名を「Lycoris−radiata(リコリス・ラジアータ)」といいます。リコリスはギリシャ神話に出てくる美しい海の女神・リコリスの名に由来しています。ラジアータは花の形からきていて、「放射状の」という意味。燃え上がるような深紅の花を咲かせるヒガンバナを、見事に言い当てた学名と言えるでしょう。 ●また曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という呼び名もよく知られています。これは、古代インドの言葉で「天上の花」「赤い花」の意味とされているのです。 ●このほかにもヒガンバナは各地方でいろいろな名前で呼ばれていて、その数は数百とも千におよぶとも言われています。 ●ただ、有毒植物であることや、墓地などに生えているため縁起の悪い植物として扱われ、その名も「地獄花(じごくばな)」や「幽霊花(ゆうれいばな)」など、どちらかというと不吉な名前が多いです。このように縁起の悪い植物として扱われることのあるヒガンバナだが、名前はどうあれその美しさに変わりはありません。 |
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【秋の味覚狩り】 食欲の秋といわれるように、秋になると食欲がわいてきます。これは、寒い冬に向けて栄養を蓄えておこうとする人の本能が影響しており、その上、とれたてでおいしい秋の味覚が食卓にならび始めるので、ますます食欲に拍車がかかるのではないではないでしょうか。 旬の味覚はお店で購入することもできますが、自分で収穫すればおいしさもひとしおです。最近では観光農園などで手軽に味覚狩りができるので、家族や仲間と一緒に収穫を体験してみるのもよいでしょう。 サツマイモ掘りのシーズンはだいたい10月ごろ。栗拾いは9月が中心で、西日本では10月下旬でも楽しめるところがあります。栗はおいしく熟すと枝から離れて落ちるので、文字通り、枝についたものではなく地面に落ちた栗を拾いましょう。 また、秋には温州(うんしゅう)みかんも収穫できます。みかんといえば冬、というイメージがありますが、早いところでは9月からみかん狩りを楽しめます。 秋に収穫期を迎える食べ物は、ほかにもりんごや梨、柿、ぶどう、きのこなどさまざま。地元で採れたての秋の味覚を楽しんでみるのもよいでしょう。 |
| 9月17日 トップへ |
【秋の運動会】 ●秋は、学校などで運動会や体育祭がさかんに行われます。この時期は暑くもなく寒くもなく、運動に適した気温になるので、運動会には最適な季節といえます。 ●爽やかな秋晴れのもとで体を動かすのはたいへん気持ちのよいものです。ただ、秋は天気が変わりやすく、運動会の日に秋晴れに恵まれるとは限りません。秋雨の時期にあたるため、前線が日本付近に停滞してぐずついた天気が続いたり、2、3日ごとに低気圧が通過して雨が降ったりするのです。 ●運動会などの行事や行楽の日程を決める際は、秋晴れを期待しながらも、雨に備えて順延日を決めておいた方がよいでしょう。 |
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【特異日】 1年のうちで、ある特定の天気が現れやすい日のことを特異日といいます。例えば11月3日の文化の日は晴れの特異日です。 気象学的な原因ははっきりしないのですが、このような特異日の存在は日本だけではなく、世界でも古くから経験的に知られています。1938年にはドイツの学者シュマウスによって科学的に調べられました。 大気は地球規模で大きく循環していますが、その季節変化にともなって現れているとも言われています。統計的に偶然に現れるという説もありますが、現れる天気が必ずしも同じではないものの、地球上の遠く離れた地域で同じ日に特異日が現れることも多いようです。 このような特異日の情報は、天気に左右される屋外の行事を計画するときに役に立ち、実際に1964年の東京オリンピックが、過去の統計により秋の長雨が終わるころを選んで成功したことは有名であります。 |
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【波浪予報】 ●私たちの生活に欠かすことのできない天気予報ですが、天気予報には海上の波の高さを予報する波浪予報があります。 釣りやサーフィンで海へ出かける方、また漁業をされて いる方にとっては、毎日の波の高さは天気予報と同じくらい気になるところです。 ●波浪予報は沿岸の海域、つまり海岸から20海里(およそ37キロメートル)までの水域の波の高さの予報であります。ここでいう波とは、風によって生じる波とその波が遠くまで伝わってできるうねりを対象としていて、地震による津波などの地殻変動による波は含まれません。 ●また、波浪予報は単独で発表されることはなく、天気予報に含まれた形で発表されます。海上の波の予報は天気の状態と密接に関係しているため、ふたつを切り離して考えることはできないのです。 |
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【秋の装い】 季節に応じて人は装いを変えます。季節にあったファッションを楽しむのはもちろん、気温の変化に対応する必要があるからです。夏服から冬服へ着替えるまでの間、秋の時期は服装選びに悩むことも多いのではないでしょうか。 秋は日々の天気や気温が変わりやすく、一日の気温の変動も大きい時期。秋晴れの日の昼間には、暑さを感じることもありますが、晴れる分、夜は放射冷却のために冷え込んで、羽織る物が欲しいくらいになります。 そのため、この時期に機能的な服装は重ね着です。脱いだり着たりしやすい装いで出かければ、昼も夜も快適に過ごすことができるでしょう。 |
| 9月13日 トップへ |
【秋の台風】 9月後半にかけては台風の襲来が多くなります。秋台風の特徴は、強い大型の台風が多いことで、これは、海水温が高く、台風が勢力を保ったまま日本列島に近づくことが原因であります。秋雨の季節のため、台風が秋雨前線を刺激して大雨になることもあります。また、秋は潮位が高い時期にあたり、大きな高潮災害が起きやすいという特徴もあります。 昭和の三大台風と呼ばれる室戸台風、枕崎台風、伊勢湾台風も9月の後半に襲来した台風でした。室戸台風は1934(昭和9)年9月21日に高知県室戸岬付近に上陸しました。大阪湾で高潮が発生するなど、近畿地方を中心にかつてない風水害がもたらされました。 また、枕崎台風は1945(昭和20)年9月17日に、鹿児島県枕崎市付近に上陸しました。激しい雨が降り、広島県を中心に洪水や土砂災害の大きな被害がでて、伊勢湾台風が和歌山県潮岬付近に上陸したのは、1959(昭和34)年9月26日。広い範囲で大雨となり、伊勢湾で高潮が発生するなどして、全国で5000名以上が被害を受けたと言われています。 |
| 9月12日 トップへ |
【いろいろな星の明るさ】 ●これからの秋の夜長の季節には、星空を眺めることも多くなることでしょう。夜空の星には、明るくてすぐに見つかる星からやっと見えるくらいの暗い星、そして望遠鏡を使わなければ見えない星、とその明るさは様々です。 ●星の明るさを表現するのには、「等級」という単位が用いられています。等級の数字が小さいほど明るい星で、1等級の先は0等級、マイナス1等級という具合になります。 ●また、1等級の明るさを持つ星を1等星とよびます。星座を楽しむときに方位を教えてくれる北極星の明るさは2等級。夜空にひときわ明るく輝いているシリウスはマイナス1・5等級、満月は平均でマイナス12・7等級、そして、直視できないほどまぶしい太陽はマイナス26・7等級です。 ●星の明るさは、地球との距離にも関係しています。星自体がいくら光を放っていても、地球から離れすぎていてはさほど明るく感じません。宇宙には太陽より強く光を放っている星がたくさんありますが、距離が太陽と比べて圧倒的に離れているせいで等級では負けてしまっている星が数多くあるのです。 ●星を仮にある一定の距離に並べたときに見える明るさを、絶対等級と呼んでいます。この絶対等級を使うと、明るい太陽でも4・8等級でしかないのです。シリウスは1・4等級なので太陽よりも明るく、北極星にいたってはマイナス3・6等級となって、大変強い光を放っていることがわかるのです。 |
| 9月11日 トップへ |
【秋そば】 お盆を過ぎたころから、あちらこちらで白い小さな花をつけたそば畑を見ることができます。秋の高原一面に広がる白い花のじゅうたんは、青い空との調和も美しく、昔から俳句にも詠まれてきました。 そばには夏そばと秋そばがありますが、一般的に夏そばの栄養は実より植物の成長に使われるため、秋そばの方が色、味、香りのいずれも優れているといわれています。 秋そばは初秋に種をまき、中秋に花が咲いて晩秋に実を結びます。種まきから収穫までわずか2か月半と生育期間が短く、寒冷地や山岳地などのやせ地でも栽培できるのです。そのため米の収穫できないような悪天候の年には、凶作にそなえるための救荒作物として古くから栽培されてきたのであります。 秋から冬にかけて、北の地方からそばの収穫が始まります。南の地方の収穫が終わる11月ごろまで、新そばの味わえる季節が続きます。 |
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【ブドウの栽培】 ●この時期に旬をむかえる果物にブドウがあります。ブドウは世界でもトップクラスの生産量を誇る果物で、日本でもたくさん栽培されています。その栽培は、北は北海道から南は九州までと広い範囲で可能ですが、おいしいブドウを育てるにはいくつかの気候条件が必要です。 ●まず第一に、雨が少なくて乾燥していることがあげられます。雨がなくてはブドウの実は大きくなりませんが、ブドウの生育期間に雨が多くなってしまうと病害にかかりやすくなり、実りも不良で、品質も悪くなります。 ●また、朝晩と日中の寒暖の差が大きいことと、晴れが多くて日照時間が長いこともあげられます。これらはブドウを甘く実らせるには欠かせない条件であります。 ●これらの条件をよく満たしているのが、ブドウ生産量の多い山梨の盆地や長野であります。ブドウの生産量の多いところは、おいしいブドウを作るのに適した気候の土地でもあるのです。 |
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【日本で一番紅葉が早いところ】 ●日本で一番早く紅葉が訪れるのは、北海道の最北端、稚内あたりからと思う方もいるのではないでしょうか。 ●実は北海道の中央に位置する大雪山系(たいせつさんけい)が日本で一番早く紅葉をむかえ、中でも標高2290メートルの旭岳(あさひだけ)が手軽に行ける所として有名です。 ●去年(2005年)は、標高1600メートルの姿見の池(すがたみのいけ)の周辺で、9月中旬ごろに色付き始めました。 ●旭岳ロープウェイの姿見駅付近は旭平(あさひだいら)といい、例年9月中旬には、バラ科で葉の裏が粉白色であることから名がついた「ウラジロナナカマド」と呼ばれる高山植物が赤く色づきます。また旭平から北へ1時間ほど歩くと裾合平(すそあいだいら)に達しますが、この辺りは更に紅葉が素晴らしい。アイヌの人がカムイミンタラ「神々の遊ぶ庭」と言ったのもこの辺りであります。そして旭岳のふもと、標高1100メートルの旭岳温泉では、9月下旬から10月上旬にかけて見ごろを迎えるのです。 ●一足早く北の山々で、素晴らしい秋の彩りをたんのうしてみてはいかがでしょうか。 |
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【重陽】 9月9日は重陽(ちょうよう)の節句。あまり聞きなれない言葉ですが、江戸時代の祭日である「五節句」のうちの一つであります。 五節句には、新年に七草がゆを食べて一年の無事を祈る人日(じんじつ)の節句(1月7日)、ひなまつりの上巳(じょうし)の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、七夕の節句(7月7日)があり、その最後を締めくくるのが9月9日の重陽の節句であります。 春の上巳の節句は桃の節句、初夏の端午の節句は菖蒲(しょうぶ)の節句と呼ぶように、重陽の節句は菊の節句とも呼ばれるのです。 重陽の節句には、邪気を払い長寿と一家の繁栄を祈って菊の花を浮かべた酒を飲んだり、菊に綿をかぶせて、露で濡れたその綿で体をふく習わしもあり、平安時代から明治時代までは庶民の間でこのような様々な行事が行われていました。しかし最近では菊の品評会が行われる程度でほかの節句に比べてなじみのうすいものになっています。せっかくであるからたまにはお酒に菊を浮かべ、この節句を祝ってみるのもいいのではないでしょうか。。 |
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【白露】 ●9月8日は二十四節気のひとつ、「白露(はくろ)」。 白露は、気温もようやく順調に下がり始めて、草などに頻繁に宿るようになった露が秋の趣を感じさせるころ、という意味。また、この日は季節が「初秋」から「中秋(仲秋)」へと移るときでもあります。 ●初秋の季語には、「新涼(しんりょう)」や「初涼(しょりょう)」、「秋涼(しゅうりょう)」など「涼」という漢字が使われていましたが、中秋(仲秋)になると「冷ややか」、「秋冷(しゅうれい)」、「冷え冷え」というように、「冷」という漢字が使われるようになります。このことからも、秋が一段と深まってくるのがわかります。 |
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【竜巻】 9月は台風シーズンといわれますが、実は竜巻の多い時期でもあります。竜巻は最も激しい気象現象のひとつで、きわめて局地的な現象です。竜巻はつむじ風などと違い、上空の雲から垂れ下がるろうと状の雲をともなっていることが特徴で、前線の通過や台風の接近に伴って発生することが多いと言われています。 竜巻の大きさはさまざまで、小さいものは直径10メートル程度ですが、多くは100メートルから600メートルの直径を持っています。また、被害状況から風速100メートルを超えていると推定されるものまであり、その風は台風以上に強く、破壊力は気象現象の中で最大といわれています。そのため竜巻による被害は避けられないもので、国内で今年の6月に佐賀で発生した竜巻では、電柱が倒れたり、住宅の屋根がわらが飛ばされたり、信号機が損傷するなどの被害が出ました。 過去の調査結果によれば、竜巻の発生は9月が最も多く、8月から10月までの3か月で、1年の半数近くの数が発生するといわれています。これは、竜巻が台風の影響を受けて発生しやすいことをあらわしています。台風が接近、上陸したときは、竜巻に対しても注意が必要なのです。 |
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【ひょうたん】 秋風が吹くようになると、多くの植物が実りの時期を迎えますが、そんな植物の一つにひょうたんがあります。 ひょうたんはウリ科の一年草で、ユウガオの変種。そのため、花は夕方に咲き、翌朝にしぼみます。果実は苦みが強いため食用には向きませんが、1週間から2週間ほど水につけて中身を腐らせ、取り除き、乾燥させると、容器として利用することができます。 ひょうたんの多くは中央部分がくびれた独特の形をしているため、縦に切れば水くみに便利なひしゃくになり、横に切ればおわんになります。そのため、土器しかなかった時代には、ひょうたんは無くてはならない生活用品だったのであります。 |
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【山谷風】 登山やハイキングなどで山に出かけると、地上とはちがったすがすがしい風を感じることができます。山で吹く風には、谷風(たにかぜ)と山風(やまかぜ)の2種類の風がありまとめて「山谷風(やまたにかぜ)」と呼ばれています。 谷風とは、日中から夕方にかけて平地から山に向かって吹く風のことで、逆に山風は、夜から早朝にかけて山から平地に向かって吹く風であります。 山谷風は安定した天気のときに起こる風で、風の強弱の変化や谷風と山風の交代時間はいつも決まっています。ただし、天気がくずれるときには山谷風の規則性が乱れることがあります。そのため山谷風が乱れは、天気が変化する合図ともいえるのです。 |
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【雲海】 9月に入り、空は夏に見られた入道雲から、いわし雲、うろこ雲といった秋らしい雲に少しずつ変わってきます。このように、私たちはいつも地上から空に浮かぶ雲を見上げていますが、高い山や飛行機からは普段とは違った雲の表情を楽しむことができるのです。 眼下に果てしなく広がる雲はまるで海原のように見え、雲から顔を出した山の頂は海に浮かぶ島のようにも見えます。この素晴らしい雲の景色は雲海とよばれるのです。 雲海をつくる主な雲は「うねぐも」や「くもりぐも」とよばれる層積雲です。主に地面付近から2000メートル程度の高さに現れるため、それ以上の高さの山に登れば、雲海にであえる可能性は高くなります。 でも、それほど高い山の上でなくても雲海を見ることができる場所があり、それは盆地を見下ろすような山でありあります。盆地は比較的低い雲や霧が発生しやすいため、盆地を囲む山々からは雲海を目にする機会が多いのです。 |
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【9月の星座・やぎ座】 9月は夏の派手な星座から秋の地味な星座へと移り変わる時期。そんな9月の夜空に星占いにも登場する「やぎ座」があります。 3等星よりも明るい星がないものの、この星座が南の空に描く逆三角形は、暗い9月の星座の中では比較的見つけやすい星の並びであります。 このうち右上の星はα(アルフニ星と呼ばれるもので、一見、一つの星に見えるが実際は離れた場所にある二つの星が見かけ上並んで見える「肉眼二重星」です。視力に自信のある方は、二つに見えるかどうか暗い夜空で挑戦してみてはいかがでしょうか。 ところで、やぎ座の星座絵を見ると、おかしなことに気付くでしょう。頭はやぎに間違いないが下半身には足がなく、魚の尾びれがついており、じつはやぎ座は、上半身がやぎ、下半身は魚という姿の星座なのであります。 これには次のような理由があります。ある日、ナイル川のほとりで神々がパーティーを開いたところ、怪物テュフォンがその会場を襲ってきました。神々はとっさにそれぞれの動物に化けて逃げ、神のひとり、パーンもやぎに化けて逃げ出しました。逃げた先にはナイル川があり、こんどは魚に化け直して川に飛び込んだつもりが、慌てていたために下半身しか変わらず、こんな姿になってしまったのであります。 そして、それを見ていた他の神様たちが、面白いから星座にしてしまえ、と言って夜空にあげたというわけです。 |
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【9月の呼び名】 8月も終わり、9月を迎えました。9月の呼び名にはいろいろありますが、その中でも「長月(ながつき)」が最も知られています。なぜ9月は長月というのでしょうか。 旧暦の9月はだいたい現在の10月にあたります。旧暦9月は秋の最後の月とされていて、日中でも少しずつ風に涼しさが感じられるようになり、秋がだいぶ深まってきます。秋が深まると日が暮れるのが早くなるため、夜が長い月という「夜長月(よながづき)」が略されて、「長月」となったといわれています。 長月の由来には、ほかにもいくつか説があり、9月は長雨の季節であり、これを「ながめ」と呼んだことからきたとか、9月の別称「稲刈月(いねかりづき)」は「いながりづき」とも読むことから、この上下が略されて「ながつき」になったともいわれています。 9月には、長月や稲刈月のほかにも紅葉の季節に入ってくるということで「紅葉月(もみじづき)」と呼ばれたり、菊の花が咲き誇る月だから「菊月(きくづき)」、「菊咲月(きくざきづき)」など秋らしい呼び名がいくつもあります。 |
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