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今日の豆知識
十勝の鈴木農場

ここでは、ちょっとした豆知識を掲載させていただきますね。
できるだけたくさんの知識を掲載できるように頑張っていきます!
1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月
【2007年の干支】 【年越しそば】 【お屠蘇】 【凍上】 【風向きと離着陸】 【ハワイ諸島の年代】 【クリスマス寒波】 【ポインセチア】 【シャンパンを飲もう〜冷やし方〜】 【ロードヒーティング】 【冬至】 【電線着雪】 【結露の起きやすい家】 【雪道の工夫】 【シベリア高気圧】 【お酒の温度】 【年賀状】 【タラ】 【波浪警報】 【ふたご座流星群】 【ウールの種類】 【日本海側の降雪量】 【断熱材】 【ささら電車】 【はくさい】 【大雪】  【低気圧の主なタイプ】 【冬の天気図】 【炬樽(こたつ)】 【冬の気温の変化】 【12月の星座】 【葉が落ちる意味】 【みかんカレンダー】 【甘鯛】 【放射冷却とは】 【寒気のコース】 【動物の冬眠】 【時雨の仕組み】 【牡蛎】 【ブロッコリー】 【小雪】 【忍者雲】 【晴れの定義】 【たくあん】 【上空の風と冬の天候】 【冬に風邪をひきやすい理由】 【お鍋の季節】 【流れ星の種類】 【季節風】 【初冬の花】 【風速】 【初冬の天気変化】 【クレーン作業と強風】 【ヒートアイランド】 【衣服の役割】 【立冬】 【日向ぼっこ】 【最も遅く上陸した台風】 【駅伝】 【こもまき】 【うお座】
9・10月
豆  知  識
12月31日
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【2007年の干支】

2007年は亥年(いののしどし)です。今回のお正月は「いののし」の絵が描かれた年賀状を沢山受け取るのではないでしょうか。

毎年替わる干支の動物を示す十二支には、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類があり、私たちになじみ深いものです。

その昔、中国で最も尊いとされていた木星が12年かけて天球を一周することから、天球を12の区域にわけてそれぞれに動物の名をあてたものが十二支のはじまりといわれています。
12月30日
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【年越しそば】

●一年の締めくくりに年越しそばを食べる人は多いのではないでしょうか。

●年越しそばは、別名「みそかそば」や「つごもりそば」、「大年(おおとし)そば」「除夜そば」などとも呼ばれて、江戸時代の中期には大みそかにそばを食べる習慣が定着したと言われています。

●大みそかはハレの日であるため、年越しそばは「ハレ」の食事とされてきました。

●なお、年越しに食べるそばは、かけそばでもざるそばでも構いませんが、年を越してから食べたり、旧年から新年に変わるタイミングで食べるのではなく、年内に食べ終わるのが正しいようです。
12月29日
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【お屠蘇】

年の初めにいただくお酒といえば、お屠蘇(とそ)です。お屠蘇とは漢方薬の一種である「屠蘇散(とそさん)」を酒やみりんに浸したもので、屠蘇散はサンショウ、ボウフウ、ビャクジュツ、キキョウなど数種の薬草が調合されています。

また、酒やみりんにはぶどう糖、必須アミノ酸、ビタミン類が含まれて、アルコールには血行を促進させる働きがあります。

お屠蘇には胃腸の働きを盛んにし、風邪を予防するための効果があるので、寒さが厳しく、お酒の量も多くなる年始の時期にお屠蘇を頂くことはまさに先人の知恵と言えるでしょう。

正月にお屠蘇を飲む風習は、平安時代に中国から日本に伝わり、嵯峨(さが)天皇の時代に宮中の正月行事として始められたあと江戸時代に一般市民へと広まりました。

お屠蘇の「屠」は「邪気を払う」、「蘇」は「魂を目覚め蘇らせる」という意味があるといわれています。年のはじめにお屠蘇を飲むという風習には、無病息災を祈り、心身ともに改まろうという願いが込められているのです。
12月28日
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【凍上】

暖冬傾向の今年も、年末に向けて冷え込む日が多くなってきました。

冬になると北日本の太平洋側などのように厳しい寒さが続く地域では、大地が凍ることがあります。凍った土は凍土といい、スコップの先も跳ね返すほど固くなります。また、地面の凍結に伴い地面付近が盛り上がってくる現象を「凍上(とうじょう)」といいます。

凍上が起こると、道路、線路などの地上施設だけではなく、水道管、ガス管、通信ケーブルのような地下の埋設物に被害が生じることがあります。

凍上が起きた地面を掘り起こしてみると、地面と並行に氷の層が形成されていることがわかります。この氷の層はレンズ状の形をしていることからアイスレンズと呼ばれていて、地面を持ち上げる原因になっています。ときには家などの建物を持ち上げることさえあるのです。

凍上によって大地が押し上げられる力は1平方センチあたり1キログラムから2キログラムになります。

1平方メートルに換算すると、なんと10トンから20トンもの力になります。

北の大地は雪だけではなく、大地の凍上にも悩まされることがあるのです。
12月27日
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【風向きと離着陸】

年末年始に、お正月休みを利用して海外へ出かける方もいらっしゃるのではないでしょうか。

みなさんは、飛行機が成田空港の南北にのびた滑走路を飛び立つときや着陸するとき、風の向きが北風か南風かで、飛行機の進行方向も逆になっていることにお気づきですか。

北風が吹いているとき、飛行機は南から北に向かって離着陸を行い、南風のときは北から南に向かって離着陸をしています。つまり、滑走路がどの方向を向いていても飛行機は風に向かって離着陸を行っているのです。これは、追い風よりも向かい風の方がより短い距離で離陸や着陸が行えるためです。

離陸しようとする飛行機は、向かい風が強いほど短い距離で浮き上がることができ、着陸した飛行機も短い距離で十分な減速ができるのです。

北風が多い冬の季節は、成田空港では北向きに離着陸することが多くなるのではないでしょうか。
12月26日
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【ハワイ諸島の年代】

●最近では新年を南国の地で迎える人も増えてきているようです。 いくつもの島々からなるハワイ諸島はその代表例でしょう。

●そのなかで一番東側にある最も大きな島がハワイ島です。これらの島々を地図で見てみると、ハワイ島から西北西に向かって一列に並んでいることがわかります。

●これらの島々は北西にあるものほど古く、まだ確定はされていませんが、カウアイ島は今からおよそ500万年前、最も若いハワイ島は20万年から50万年前に誕生したと考えられています。

●ハワイ諸島は西の島々から年代順に並んでいるのです。
12月25日
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【クリスマス寒波】

はやいもので、今年も残りわずかとなりました。街のあちこちで、クリスマスのイルミネーションがきれいにともされ、ロマンティックなムードを盛り上げています。

しかしこの頃は、とても寒くなることが多い気がしないでしょうか。ちょうどクリスマスの頃は寒波(かんぱ)がやってきやすく、「クリスマス寒波」という名称がつけられているほどなのです。

今から11年前の1995年12月25日から26日は日本列島に非常に強いクリスマス寒波がやってきました。

いつもは空っ風の吹く太平洋側でも雪雲が執と流れ込んだため、全国各地で大雪による高速道路の通行止めや、新幹線のダイヤの乱れ、空の便の欠航など交通機関の混乱が相次いだのです。

また、各地で厳しい冷え込みとなり、長野県の松本市や京都、三重県の津市などでは最高気温が12月として、もっとも低い記録を更新しました。三重県の四日市では積雪が53センチにもなり、観測史上、一番の大雪となったのです。
12月24日
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【ポインセチア】

クリスマスカラーの赤と緑のコントラストが美しいポインセチアは、クリスマスを飾る花として昔から親しまれてきました。

一鉢置いただけでも、とても部屋が華やぐ。ヒイラギやクリスマス風に飾ったゴールドクレストなどと寄植えにすると、季節感あふれる素敵なアレンジができあがります。

クリスマスプレゼントがまだ決まってない方は、ポインセチアの鉢を、金・銀・白など、華やかなラッピングペーパーでアレンジして、プレゼントするといいかもしれません。

ポインセチアは、一見すると大きな花が咲いているようにみえますが、この赤い色部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉の変形したもの。もともとは緑の葉ですが、冬が近づいて日照時間が短くなると、自然に赤く染まるのです。

なお、花は、中心部分に集まった黄色い部分となります。
12月23日
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【シャンパンを飲もう〜冷やし方〜】

●クリスマスをイメージする飲み物といえば、やはりシャンパン。

●ふだんは、あまりお酒を飲まない人も、クリスマスにはシャンパンで乾杯をすることが多いのではないでしょうか。

●シャンパンは、一般的に5度くらいまで冷やして飲むのがおいしいとされています。ボトルを氷と水の中に入れて冷やすフラッペなら、だいたい30分から40分冷やせばおいしい温度になります。冷蔵庫で冷やす場合は、6時間から7時間。昼ごろに冷蔵庫に入れておけば夕食時にちょうど良い冷え具合になります。

●ただ、シャンパンをテーブルの上に長時間放置しておくと、せっかくの飲みごろを損ねてしまうので、冷蔵庫から出したらすぐに飲むのが理想的です。  
12月22日
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【ロードヒーティング】

これからの季節、雪の多い地域の路面は雪や氷でおおわれて、スリップ事故が起こりやすい状態となります。このため、雪国では道路の融雪に様々な努力を行っています。

比較的寒さの厳しくない地域では、融雪剤を散布したりくみ上げた地下水を散水することで雪や氷をとかしていま。しかし、北海道などの特に寒さの厳しい地方では、それだけでは雪をとかすことができないため、ロードヒーティングによる融雪を行っています。

ロードヒーティングは、道路の下に電熱線や温水パイプなどを埋設し、電気や温水によって路面の雪や氷をとかすもの。坂道や急カーブ、交差点などのスリップ事故のおきやすい車道のほか、歩行者の転倒事故を防ぐために歩道でも利用されています。

また、除雪作業が困難な高齢者の家庭では、玄関前に埋設して利用したり、いつも雪の無い状態を保ちたい店舗やアパート、マンションなどの駐車場などでも活躍しています。

寒さの厳しい地方にとって、ロードヒーティングは、冬を快適で安全に過ごすために、なくてはならないものとなっているのです。
12月21日
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【冬至】

●12月22日は、二十四節気のひとつ「冬至」。北半球では、この日の正午の太陽の高さが最も低くなり、昼の時間が短くなります。

●このころは、太陽の光が弱くなるため、植物が育ちにくくなり生命力が弱まるときでもありますが、冬至を過ぎると 昼の時間が長くなりだすため、世界の国々では、この日を「再生」を願う日として考えるところが多いようです。

●例えば、日本には弘法大師(こうぼうだいし)が村を巡るという伝承があります。大師さまは小豆粥(あずきがゆ)が大好きな一本足の神とされ、冬至の夜に村里をまわって新たな生命力をあたえるといわれており、冬至のころは、各地で小豆粥や団子を作ってお供えをする行事がみられます。

●また、冬至の日にカボチャやコンニャクを食べると、体内の老廃物をだす「砂下ろし」になるとされ、ゆず湯に入ると風邪をひかないとも言われています。

●いずれも衰弱から再生を願った風習と言えるでしょう。
12月20日
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【電線着雪】

●本格的な冬をむかえ、雪国では除雪作業に精を出されている方も多いことでしょう。特に北陸地方などの除雪作業は、雪が湿っていて重たいため一苦労です。湿った重たい雪は、除雪作業をつらくするだけでなく、物にくっついて「着雪害(ちゃくせつがい)」とよばれる被害を引き起こすこともあるのです。

●その代表的なものに電線着雪があります。これは電線を芯にして雪がぐるりと覆ってしまうもので、雪がたくさん付着すると、雪の重みで電線が切れたり、鉄塔が倒れたりするほか、重くのしかかった雪が電線から落ちたときに電線が跳ね上がり、他の電線と絡むなどといったこともあります。普通、雪は上から降ってくるのに、電線の下側にまで雪がぐるりと付着してしまうというのはなんとも不思議です。

●どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。雪が降るとまず電線の上に雪が積もります。そして十分な重さの雪がバランスを崩したとき、がっしりと付着した雪は電線をねじって下側に回り込むのです。また電線がビニールに覆われている場合には、湿った雪が滑るようにして下側へ回転します。

●電線の上に雪が降り積もっては回転して下に回り込む、という過程が繰り返されることによって、電線の上下左右に雪が付着した「雪の筒」ができあがるのです。
12月19日
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【結露の起きやすい家】

冬になると窓ガラスの内側に水滴がつくことがあります。窓ガラスについた水滴は、部屋の中の水蒸気がガラスの表面で冷やされて水になったものです。この現象は「結露(けつろ)」と呼ばれ、冬に多く現れます。

結露が発生するのは、窓ガラスの内側ばかりとは限りません。空気のよどむ部屋のすみや奥まった所、温度の下がる所で起こりやすく、タンスなどの家具の裏側や押し入れ、壁や天井などがそれにあたります。

例えば、家具を壁にぴったりつけていると、熱の流れや空気の流れがなくなるため、結露が発生しやすくなります。

また、洗濯物を部屋の中で干すと、空気中の水蒸気が増加し結露が起きやすくなります。同様に、石油ストーブやガスストーブは、熱と一緒に結露のもととなる水蒸気を出します。こうした暖房機器を使えば使うほど、空気中の水分が増え、結果的に結露の原因になります。

さらに、暖房している部屋としていない部屋があるだけでも、その温度差によって結露が起きやすくなります。

結露は物の表面だけでなく、部屋の壁の内側、床などでも発生し、水滴が頻繁にできる状況になると、カビが増殖しやすくなります。その結果、カーテンを汚すばかりか住宅に大きな被害を及ぼすことがあります。

また水滴が凍る場合は、さらに深刻な被害が懸念されます。凍りついた露が冬の間に大きな氷のかたまりに成長し、春先になるとこの氷が一気にとけるため住宅を水びたしにしたり、家屋のきしみを引き起こすのです。
12月18日
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【雪道の工夫】

●雪道には、安全に走行するための色々な工夫が施されています。

●例えば、山道での雪崩による事故を防ぐための雪崩予防さくがあります。これは、雪崩を食い止めるのではなく、雪崩を発生しにくくするものです。

●また、山道でも特に降雪量が多く、視界不良を起こしやすい場所には、トンネルのような形の「スノーシェルター」が取り付けられています。これは道路に屋根を設けることで、道の除雪が不要となり、雪によって視界を妨げられる心配をなくすものです。

●道路を覆う施設には、ほかにも「スノーシェッド」とよばれるものもあり、こちらは特に頑丈なつくりのため、雪崩が発生しても道を走る車を守ることができます。そして、道路を下から温めて雪が降っても路面を乾いた状態 に維持するための、ロードヒーティングもあり、これは下り坂でスリップした際に、どこまでも滑り降りてしまう危険をなくす効果があるのです。

●道路標識にも工夫がされています。道路標識を、雪がおおうと車のスムーズな流れを妨げるため、看板は5度から10度ほど下向きに取り付けられ、着雪しても雪自体の重みで下に落ちるような仕組みになっているのです。

●雪国の道路は、これらのような様々な工夫によって安全が確保されているのです。
12月17日
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【シベリア高気圧】

冬になると、大陸にある「シベリア高気圧」から日本に向かって北西の季節風が吹き出します。

シベリア高気圧は、シベリア地方に中心をもつ、冷たい空気でできた背の低い高気圧で、その姿は冬型の気圧配置のときの天気図にも、日本の西側に見ることができます。

北半球では、秋分の日を境にして太陽の高度が徐々に低くなり、さらに緯度が高いほど太陽から受ける熱は少なくなるため、高緯度に位置するシベリア地方の気温は、冬に向かってどんどん下がっていきます。すると、冷たい空気は重いため、地表付近にたまるようになるのです。

シベリア高気圧は、このようにして冷たい空気がたまってできた背の低い高気圧なのです。
12月16日
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【お酒の温度】

●寒い冬の夜、お燗(かん)につけた日本酒を飲むことは、酒好きにとってたまらないもの。

●日本酒は温める温度によって、いくつかの段階があるのをご存知でしょうか。

●40度くらいを「人肌」、40度から45度を「ぬる燗」45度から50度を「上燗」、50度以上を「熱燗」といいます。これらの温度の違いにより、味わいも微妙にちがってくるのです。

●日本酒の中でも、味わいがまろやかで熟成した香りを少し持つお酒が、お燗で頂くのに適しています。生酒や吟醸 酒のような香り高い日本酒などは、50度を超す「熱燗」 まで温めてしまうと、舌を刺激するようなピリピリとした味に変わってしまい、香りもつんつんとしてしまいます。

●そのため、香り高い日本酒の場合は、せっかくの香味が損なわないように、「人肌」から「ぬる燗」にするか、冷してその風味を楽しむのがおいしくいただくコツといえます。
12月15日
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【年賀状】

●12月15日から年賀状の受付が始まります。

●年賀状は、この日から24日までに投函すると、翌年1月1日までに届けてもらうことができるのです。年の瀬はあわただしくなりますが、早めに準備するようにしたいものです。

●すっかり年末の作業になっている年賀状ですが、いつ頃から出すようになったのでしょうか。

●日本では昔から正月に、お世話になった家々にあいさつ回りをする「年始回り」という習慣がありました。しかし、これは回る側にとっても、出迎える側にとっても大変なものでした。そのため、明治6年に官製はがきが誕生してからは直接出向くかわりに手紙で新年のあいさつをする年賀状の習慣が一般化したのです。

●最近では電子メールで年始のあいさつ、というのも増えてきているようですが、お年玉つき年賀はがきに手書きのぬくもりというのも、大切にしたい日本の風習のひとつと言えるのではないでしょうか。
12月14日
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【タラ】

●日本は四方を海に囲まれた島国で、私たちは昔から海の恩恵を豊富に受けています。とりわけ、食卓にのぼる魚たちは、その代表的な例と言えるでしょう。

●今が旬を迎えているものには、タラがあります。タラはその身が雪のように白く、また冬に旬を迎えることから漢字では「魚へん」に「雪」と書き、「鱈」の字をあてます。

●タラはなべの具としても重宝され、煮込んだあとのだし汁もおいしく、「鱈ちりは後から食え」ということわざもあるほどです。

●また、お腹いっぱい食べることを「たらふくくう」と言いますが、この言葉には「鱈腹食う」という字を使うこともあります。これは、タラが食欲旺盛な魚で、そのお腹が大きく膨らんでいることに由来します。

●私たちの食文化は、言葉の文化にも通じる所があるのですね。
12月13日
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【波浪警報】

私たちの生活に欠かすことのできない天気予報ですが、この天気予報には天気のほかに、海上の波の高さを予報する波浪予報があります。

波浪予報は沿岸の海域、つまり海岸から20海里(およそ37キロメートル)までの水域の波の高さを予報します。

ここでいう波とは風によって生じる波とうねりを対象としていて、津波など、地殻変動による波は含みません。

また、これは波浪予報単独として発表されることはなく、天気予報に含まれた形で発表されるのです。
12月12日
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【ふたご座流星群】

●12月に出現する「ふたご座流星群」は、8月のペルセウス座流星群や11月のしし座流星群に勝るとも劣らない数の流星を期待することができます。

●ふたご座流星群は毎年安定した出現を見せてくれて、1時間に20から30個ほどの流星が見られます。

●ふたご座流星群の特徴としては、流星群の放射点が東の空の高いところにあるため、一晩中流星を観測できることがあげられます。

●また、冬至に近い時期に現れるために、夜の時間が長いこともよりたくさんの流星を期待できる理由のひとつです。

●今年は、12月14日の午後9時前後が流星群の極大 で、夜半過ぎに月が昇ってくるまで良好な条件で観測 できそうです。

●ちょうどこの頃は新月のすぐ後にあたり、月明かりの影響がほとんどない好条件です。 澄んだ冬の空に流れ星を探してみてはいかがでしょうか。
12月11日
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【ウールの種類】

●寒い日に活躍する衣服といえば、ウールのコートやセーターがあります。

●ウールとは、動物の毛から作られる天然繊維のことで、メリノウール、カシミヤ、モヘヤ、アンゴラなどがその代表です。一般的にはヒツジの毛から採れるものを指すことが多いようです。

●メリノウールはメリノ種のヒツジからとれる羊毛で、特にオーストラリア産のものが有名。ほかの種類と比べて繊維が細く、ソフトな肌触りであることから、最高級の羊毛とされ、衣類品に最も適しています。

●カシミヤは、カシミヤヤギの産毛を原料としたもので、柔軟で深みのある色彩が特徴。また、モヘアはアンゴラヤギの毛からつくられる白く美しい光沢を持つ繊維で、アンゴラはアンゴラウサギからつくられる高級な繊維です。

●これらはどれも温かく、冬の時期には手放せません。いろいろな種類のウールを着こなして、快適なファッションを楽しんでみるのも良いかも知れません。
12月10日
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【日本海側の降雪量】

冬の日本列島は西に高気圧、東に低気圧という、西高東低の気圧配置になることが多くなります。

いわゆる冬型の気圧配置と呼ばれるもので、このとき、太平洋側の各地はスッキリ晴れますが、日本海側の各地では雪が降りやすく、大雪となることもあります。

日本海側の地域では、12月から2月までの降雪の深さの合計が、最も多い新潟県上越市で570センチ、続く札幌が398センチ、富山は332センチとなっています。上越市では、単純計算で1日あたり6センチほどの雪が降っているのです。

豪雪地帯と呼ばれる地域では、人の背丈をはるかにしのぐ高さの雪が降っているのが分かります。
12月9日
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【断熱材】

●冬になると暖房を使って部屋を暖めますが、部屋を暖かく保つためには断熱材が欠かせません。

●断熱材は建物の壁だけではなく天井や床などにも入っていて、熱が建物の内と外を出入りすることを減らす働きをしているのです。

●寒い冬は部屋の中の熱が外に逃げていくことを抑え、暑い夏は熱が外から部屋の中に伝わってくるのを抑えてくれるので、冷暖房をより効率よく行うことができます。

●また、断熱材があることで壁が冷えにくくなるので、室温と壁の表面温度の差が小さくなり、結露の発生を防止します。さらに、部屋全体が断熱材に囲まれているので、部屋の温度も均一化されるのです。

●このように、建物の断熱材は、快適に過ごすためだけではなく、経済的な面から見ても、一年を通してたいへん大きな役割を果たしているのです。
12月8日
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【ささら電車】

●1918年に、はじめて札幌の街を走った路面電車は、 80年以上たった現在でも札幌市民の大切な交通手段の 一つとして利用され続けている。

●ひと冬でおよそ5メートルもの雪が降る札幌市内を冬の 間も路面電車が走ることができるのは、「ささら電車」 があるからだ。

●「ささら電車」とは、「ささら」と呼ばれる、竹を細か く割って束ねたものを取り付けた除雪専用の電車のこと で、ささらを回転させてレールの上の雪をはね飛ばしな がら進む。

●午前4時頃、始発電車が走る前に出動するささら電車は、 札幌の冬の風物詩となっている。
12月7日
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【はくさい】

この時期旬を迎える野菜に「はくさい」があります。西洋のキャベツに対して、東洋を代表する葉菜が「はくさい」です。

中国や朝鮮半島、日本などの東アジアに分布していて、英語では「中国のキャベツ」という意味の名前(Chinesecabbage)が付けられています。

はくさいの96パーセントは水分ですが、ビタミンCや無機質も含まれています。昔は冬に食べることのできる野菜は限られていたため、この時期に収穫されるはくさいは、不足しがちな栄養素を摂取する上で貴重な食べ物になっていました。

はくさいには春や夏に収穫されるものもありますが、寒い冬にとれるものが最も柔らかく、おいしいといわれています。お店では、巻きがしっかりとしていて重みのあるものを選ぶとよいでしょう。
12月6日
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【大雪】

●12月7日は二十四節気のひとつ「大雪(たいせつ)」です。 11月22日の「小雪(しょうせつ)」から、さらに寒さが強まって、大雪の降り出すころと言われています。

●このころから、西日本の平地でも初雪を観測するところが増えてきます。 北日本など、寒い地方では、降った雪がとける前に次の雪が降り、翌年の春までとけ残る、いわゆる根雪となります。

●スキー場の雪も次第に増えていくころですが、今年は例年よりも気温が高く降雪が少ないために、オープンを遅 らせているところが多いようです。
12月5日
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【低気圧の主なタイプ】

●天気予報は私たちの生活に馴染みの深いものですが、その解説では、「高気圧」や「低気圧」といった言葉がでてきます。

●そのうち天気が崩れる原因になるのは、主に低気圧で、大きく分けて「南岸低気圧」、「日本海低気圧」、「二つ玉低気圧」の3タイプがあります。

●南岸低気圧は、日本の南岸沖を急速に発達しながら東よりに進み、全国的に強い風雨をもたらすことが多いものです。冬から春先にこの低気圧が通過すると、太平洋側の各地でも大雪が降ることがあります。

●一方、日本海低気圧はその名の通り、日本海で発生、発達するものを言います。 二つ玉低気圧は、日本海と太平洋にある2つの低気圧が日本列島を挟むように進み、全国的に荒れた天気をもたらすものです。

●天気予報を見る際、どんな種類の低気圧が登場しているか注目してみるのも面白いのではないでしょうか。
12月4日
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【冬の天気図】

一口に冬といっても、例年に増して寒い日が多い年もあれば、冬の期間を通していつもより暖かい年もあります。

平年よりも寒い冬というのは、大陸のシベリア高気圧が発達し、日本の東側に現れる低気圧がいつもより南で発達することが多いとき。このような年は、日本付近はいわゆる西高東低の冬型の気圧配置が続いて、天気図には等圧線の縦じま模様が頻繁に見られます。

一方、暖冬になるときは、西のシベリア高気圧と東の低気圧の勢力がともに弱く、位置も北に寄っている場合、もしくはシベリア高気圧が勢力を強めて西シベリアから中近東にかけて張り出し、寒波が日本に来なくなる場合です。

このときは春のように移動性高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過することが多くなり、暖かい南風がたびたび吹くのです。
12月3日
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【炬樽(こたつ)】

●冬の暖房器具の一つにこたつがあります。

●こたつに入ってテレビを見ながらみかんを食べることは、冬の何とも言えない幸せなひとときではないでしょうか。また、家族みんなでこたつにあたりながら、話をしていると心まで温まる気がします。

●こたつは「炬燵」や「火燵」などとも書き、室町時代に初めて登場しました。ストーブのように部屋全体を暖めるのではなく、体の一部分だけを温める暖房器具は世界でも珍しいものです。

●これは日本家屋が通気性を重視したふすまや障子で区切られているために気密性が低いことと、部屋全体を暖められるほどの十分な燃料が手に入らなかったことが理由だと考えられているのです。

●最近は西洋式の家が多く、ストーブやエアコンなどの暖房器具が目立っていますが、いろりを囲むようにみんなが向かい合って暖を取る姿は、日本独特の光景で、まさに冬の風物詩と言えるでしょう。

●こたつでみかんを食べるのも、立派な文化のひとつと言えそうです。
12月2日
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【冬の気温の変化】

●今年も冬の季節を迎え、寒い冬になるのか、暖かい冬になるのか、気になる方も多いことでしょう。

●昔の冬はもっと寒かったなどといわれることがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

●1970年からの2000年までの過去30年間の12月から2月にかけての平均気温の変化を札幌、東京、福岡の3地点について調べてみると、3地点とも年代を追うごとに、冬の平均気温が高くなっていることがわかります。

●特に80年代から90年代にかけては各地で気温の上昇が顕著になっているのです。
12月1日
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【12月の星座】

12月、夜空に輝く星座に「おひつじ座」があります。おひつじ座は星占いでいつも最初に紹介される星座だが、それには理由があるのです。

星占いに出てくる星座は「黄道12星座」と呼ばれていて、太陽の通り道である「黄道」が通る12個の星座のこと。

その順番の基準となっているのは、黄道が「天の赤道」を南から北へ横切る地点である「春分点」です。つまり、その春分点が昔はおひつじ座にあり、そのときの名残でいまだにおひつじ座から始まっているのです。なお、現在は春分点が隣の「うお座」に移動しています。

おひつじ座で1番明るい星は「ハマル」という名の2等星。ちょうど羊の頭部にあたることからそのまま「ひつじの頭」という意味です。

そして次に明るい星が隣にある「シェラタン」で、「合図」の意味を持つ名前です。今から2000年ほど前のギリシア時代には、この星の近くに太陽がくる時が春分で、その当時の年初のしるしだったことにちなんでいるといわれています。

ギリシア神話では、この羊は、テッサリアという国の王子と王女が殺されそうになったときに彼らを助けた、金色の毛をもつ空飛ぶ羊とされています。

ギリシア神話には、カシオペヤやアンドロメダなどが登場する「古代エチオピア王家の物語」の他にも「アルゴ遠征隊」という壮大なストーリーがあり、この羊は、アルゴ遠征隊が求める金色の毛皮としても登場しているのです。ちなみにアルゴ遠征隊には、ギリシア一の豪傑ヘルクレスや「ふたご座」になっているカストル、ポルックスなどをはじめとした、数多くの勇者が参加しています。
11月30日
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【葉が落ちる意味】

11月も下旬に入り、通りや公園などでは木の葉がはらはらと舞い落ちる姿が見られるようになりました。なぜ秋から冬にかけて木の葉はいっせいに落葉するのでしょうか。

乾燥する冬に青い葉がついていると、葉の裏の気孔と呼ばれる小さな穴からどんどん水分が失われて、木全体が死んでしまいます。そのため、樹木は冬に備えて水分の損失を防ぐために、自ら葉を切り離すのです。

ほかにも、体内にたまった老廃物を捨てるという目的もあります。動物は排せつにより老廃物を外に出すことができますが、植物はそれができません。このため落葉樹は葉に集まってきたいらないものを、一年に一度葉ごと捨てるために葉を落とすのです。

また、冬は夏に比べて太陽の光が弱く、養分を作るための光合成が活発でないため、葉を保つことができないという理由もあると言われています。

このような理由から、気温が下がり日照時間が短くなると、自然と樹木から葉が切り離されます。

きれいに紅葉した葉が落ちるのを見ると何となくもの悲しくなるものですが、木々は自分の体の一部を切り離して冬を乗り切る準備をしているのですね。
11月29日
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【みかんカレンダー】

●冬の果物といってまず思い浮かぶものは、みかんではないでしょうか。

●寒い冬にぬくぬくと暖かいこたつで食べるみかんは おいしいものですが、みかんには冬に出回る「温州(うんしゅう)みかん」のほかにもたくさんの種類があるのです。

●秋から冬にかけて、旬のみかんは「早生温州(わせうんしゅう)」から「温州みかん」へと移っていきます。いずれも皮が薄くてむきやすく、甘味と酸味のバランスがとれたみかんです。

●冬の寒さが本格的なものになると、甘くて香りのよい「伊予柑(いよかん)」がお店に並び始めます。そして、冬の寒さも峠を越え、暦の上では春を迎えるころ、さっぱりとした味と歯ごたえのある「八朔(はっさく)」やオレンジのような風味を持った「清見(きよみ)」、甘味も酸味も強い「鳴門(なると)」が食べられるようになります。4月から初夏にかけては、果汁が多くて酸味もある「夏みかん」が出回ります。

●季節にあわせて旬のみかんを味わいたいものですね。
11月28日
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【甘鯛】

●秋から冬にかけて旬をむかえる魚に「甘鯛」があります。

●名前に「タイ」がついているもののタイ科の魚ではなく、分類上はスズキ目アマダイ科アマダイ属の魚で、別の種類になります。

●身は水分が多くてやわらかいため、あまり刺身では食べず、干したり粕漬けなどにして食べられています。

●甘鯛は、太平洋では主に駿河湾より西、日本海では若狭湾より西の海域の水深30メートルから150メートル の砂や泥のある海底に生息していて、九州西部や東シナ海で盛んに漁が行われています。

●甘鯛のえさは、カニやエビ、巻き貝、イカ、小魚などさまざまです。また、甘鯛の胃袋からは決まって砂や泥が出てきますが、これは海底の砂や泥の中に頭をつっこんでえさを食べる時、一緒に胃の中に入ったものです。このとき、同時にうろこがはがれてしまうこともありますが、「再生鱗(さいせいりん)」といって、はがれてもすぐに次のうろこが生えてくるようになっています。
11月27日
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【放射冷却とは】

暦の上では冬を迎え、朝晩を中心に冷え込みが強まってきました。

これからの季節、冷え込んだ朝や夜を表現する時、「放射冷却によって気温が下がり」などという説明をよく耳にします。一体、この放射冷却とは何なのでしょうか。

地球は日々太陽の光を受けています。冷え切った宇宙の中で地球が暖かいのは、太陽光線を吸収することで熱を得ているからです。

一方で、地球は赤外線と呼ばれる目に見えない光として、熱を宇宙空間へと放出しています。太陽光線を受け続けても地球が熱くなりすぎないのは、降り注ぐ太陽光線と地球全体から放出される赤外線とのバランスが保たれているからです。

昼間は地球から出ていく熱よりも太陽から受ける光のほうが強いため、地表は暖められます。逆に、夜は太陽光線はなくなるのに対し、地球からは赤外線として熱が放出され続けるために、地表は冷えていきます。このように、地表面から熱が放出されて冷えることを放射冷却と言います。

放射冷却は冷え込んだ朝に限らず起きていて、それが顕著にあらわれたかどうかが気温の低下に影響しているのです。
11月26日
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【寒気のコース】

●冬の寒気がやってくる季節になりました。

●北極付近では、冬の間、太陽が地平線の上に昇ることが ない。そのため日ごとに冷たい空気がたまっていき、大きな寒気団が形成されます。数週間経って寒気が十分すぎるほどたまると、今度はその一部が、次々と南に向かってあふれ出します。

●このとき日本に流れてくる寒気団の通り道は、大きく分けて3通りあります。

●一つは、北極圏からいったん北欧に南下した後、ウラル山脈を越えバイカル湖付近を通って南東に進んでいくコース。

●二つ目は、寒気団がさらに南を通り、ヒマラヤ山脈やチベット高原を越える長旅のコースもあります。

●三つめは、北極海沿岸から最短コースをとって南下するコース。通常この直行便の寒気は冷たいままでやってくるため最も強烈です。

●これからが冬本番の寒さをむかえる時期です。風邪などには十分注意しましょう。
11月25日
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【動物の冬眠】

11月後半になると気温が下がり、いよいよ冬も本番。

私たち人間の場合は、「冬休み」がありますが、動物たちも厳しい冬には「冬眠」という形で長い休みに入ることで知られています。これは冬の寒さや食糧不足に適応するための対策なのです。

さて、この冬眠には大きく分けて、3つのタイプがあることをご存じでしょうか。

ひとつは、気温の低下に従って体温や心拍数を下げ、呼吸数を減らして仮死状態になるもので、これは、カエルやヘビなどが当てはまります。

また、は虫類のほかに、ほ乳類でも冬眠する種があり、シマリスなどがそれに当たります。シマリスは活動期に37度前後ある体温が、冬眠時には30度前後まで下がります。は虫類と同じく呼吸数や心拍数も下がり、エネルギーの消費を極力抑えるのです。体力温存タイプの冬眠と言えるでしょう。

そして、文字通り「冬ごもり」という方法で冬の間寝て過ごす動物がいます。その代表例が、クマ。クマは体温の低下はわずかで眠りも浅く、少しの刺激で目が覚めます。ほ乳類の冬眠というと、クマを連想する人もいると思いますが、これは厳密にいえば「疑似冬眠」とよばれるもので、冬眠ではないのです。

クマの冬ごもりは食糧不足に対応するためで、冬でも食料のある北極グマは冬ごもりしないことで知られています。
11月24日
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【時雨の仕組み】

●晩秋から初冬にかけて一日の内に、降ったりやんだりす る雨のこと「時雨」という。

●ちょうど今頃の時期に、日本海側の地域でしぐれること があり、昔は陰暦10月のことを「時雨月」ともいった。

●11月に入ると西高東低の冬型の気圧配置になる日が多 くなり、大陸から日本列島へ向けて冷たい季節風が吹く ようになる。冷たい季節風はもともと乾いた大陸から吹 く風なので比較的乾燥しているが、日本海の上を渡って くるときに、湿った風に変わる。日本海が海面付近の空 気に比べて暖かいため、水蒸気がたくさん供給されるか らで、そのとき上昇気流も発生する。

●冬の日本海の上昇気流は、一定の間隔をもって発生する ため、この上昇気流によってできる雲も一定の間隔で行 列をつくる。これらの雲が地上を通過するときに雨を降 らし、通り過ぎると雨は止み、時には日が差し込むこと もある。

●雨が降ったり止んだりする時雨のしくみは、日本海の雲 の行列のためなのだ。
11月23日
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【牡蛎】

冬に旬をむかえる食べ物に牡蛎(かき)があります。牡蛎は古くから世界各地で親しまれている食材で、西洋では唯一生で食べられている貝です。

すでに日本では、17世紀には広島で養殖が行われていました。牡蛎は私たちが必要とする必須アミノ酸8種をそなえる良質のタンパク質と豊富なビタミン群、そしてミネラル分などの成分をバランスよく含んでいることから、「海のミルク」とも呼ばれています。

特にタンパク質の中に含まれるタウリンには自然治癒力を高める効果があります。消化もいいことから病人の食事などにも適しています。また、牡蛎の殻を乾燥させたものは「牡蠣(ぼれい)」という生薬になります。これは胃酸過多や精神安定、不眠の特効薬としても使用されます。

このように、牡蛎は身にも殻にも素晴らしいパワーを秘めているのです。
11月22日
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【ブロッコリー】

冬に旬を迎える野菜にブロッコリーがあります。ブロッコリーの原産地はイタリアやフランスを中心とした地中海沿岸の温暖な地域で、すでにローマ時代からつくられていました。

今ではサラダやパスタなど、私達の食卓を飾ることの多いブロッコリーですが、日本へ渡ってきたのは明治の初期で、食卓に登場し始めたのが昭和20年代、消費が増えだしたのは昭和40年代から50年代と最近のことです。

ブロッコリーは栄養価の高い野菜で、カロチンやビタミンB2、カリウムなどが含まれており、その中でも特にビタミンCが多く、レモンの約2倍、ジャガイモの約7倍もの量を含んでいます。大人でも3分の1個(約60グラム)程度で一日に必要なビタミンCを摂取することができます。

そのためブロッコリーを食べると皮膚の抵抗力を高めることができ、美肌効果や風邪の予防にもなります。

また、ブロッコリーを選ぶときは、つぼみが密集していて、持ったときにずっしりとした重量感のあるものを選ぶとよいでしょう。
11月21日
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【小雪】

11月22日は、二十四節気のひとつ「小雪(しょうせつ)」。立冬をすぎ、冷え込みが厳しく小雪がちらつき始めるころという意味です。

今年は、東日本や西日本では暖かい日々が続き、季節の進み方が遅くなっていますが、例年では、北日本のほか北陸の一部、関東北部などで初雪が観測される時期に当たります。

このころから西高東低の冬型の気圧配置が次第に多くなり、寒さも一段と増していきます。

冬の寒さに備えて、冬服やマフラーや手袋などの小道具はいつでも使えるよう、準備しておきたいものです
11月20日
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【忍者雲】

●山ではそろそろ本格的な冬に入り、天気図上では、西高 東低の冬型の気圧配置になることも多くなりました。

●冬型の気圧配置になると、日本海側ではどんよりとした雲に覆われ雪や雨が降り、一方、太平洋側は晴れて空気が乾燥して北西の冷たい風が吹きます。

●ただ、冬型の気圧配置のときでも、関東南部だけ雲が広がって弱い雨が降ることがあります。これは、忍者雲(にんじゃぐも)のしわざ。忍者雲という雲は、忍者の形をした雲ではなく、その振る舞いが忍者を思わせる雲のことです。

●正式な雲の分類では層積雲と呼ばれ、浮かんでいる高さはおよそ2000メートル前後。秋から春にかけて現れる雨雲で、日中は関東地方の南海上に居座っていますが、夜間、こっそりと忍び込むように沿岸の陸地に広がってきます。千葉県に現れると予想されていても、実際は神奈川県に現れると言った具合に、予測が難しい雲です。

●この神出鬼没な様子が忍者を連想させるため、忍者雲と呼ばれているのです。
11月19日
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【晴れの定義】

皆さんは「晴れ」といえば、どんな空を想像するでしょうか?きっと多くの方は感覚的に雲が少ないと感じるときに使っていることでしょう。

しかし気象の世界では、「晴れ」にもきっちりとした定義づけがなされています。たとえば、「晴れ」と「快晴」は同じものでしょうか。

定義によればこれらは別のものになり、「快晴」は「晴れ」よりも雲の少ない状態、つまり空に雲が全くないときは「晴れ」ではなく「快晴」に分類されるのです。

また青空が少しでも確認できれば晴れかというと、そうでもありません。空のほとんどが雲に覆われて一筋の光が漏れているくらいでは、「晴れ」ではなく「曇り」に分類されます。

さらに、空の半分が雲に覆われている状態は「晴れ」と言ってよいのでしょうか。これは定義に従えば、「晴れ」で正解なのです。

ふだん何気なく使っている「晴れ」という言葉を正しく理解し、天気予報を上手に利用しましょう。
11月18日
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【たくあん】

●これから寒さが増してくるとともに、大根がおいしい時期を迎えます。

●大根を使った料理にはさまざまなものがありますが、大根を漬け物にしたたくあんもこれからが一番おいしい時期です。

●たくあんをつくるときは、腐敗を防いだり味を浸透させやすくするために、まず大根の水分を抜く必要がありますが、これには2つの方法があります。

●最も一般的なのは、天日や風にさらして乾燥させる方法。今では少なくなりましたが、家の軒から大根を縄で、すだれ状に吊るしたり、木のやぐらを組み、大根を並べて掛けている風景を見たことがある方もいることでしょう。

●天日や風で干してから漬け込んだものは「干したくあん」といい、コリコリとした強い歯ごたえがあります。

●もう一つは、日光や風を利用せず、生の大根を塩に漬け込むことで脱水する方法。塩漬けにして乾燥させてつくられるたくあんは「塩押したくあん」とよばれ、柔らかい食感が特徴です。

●これから、たくあんのおいしい時期に、干したくあんと塩押したくあんを食べ比べてみるのもいいかもしれません。
11月17日
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【上空の風と冬の天候】

●これからますます寒さが増して本格的な冬になっていきますが、この冬が暖冬になるか寒冬になるかは、上空を流れるジェット気流と呼ばれる強い西風に左右されます。

●ジェット気流の流れる位置は日々変化しています。冬の期間は日本の北側にあることが多く、この気流が西から東へと緯度に平行に強く吹くようなときは、北極からの寒気が南下してくるのを押さえるかたちとなるので暖冬になる傾向があります。

●このようなときは、移動性高気圧や低気圧が日本付近を通りやすくなるので、日本には暖かい南風が吹くことも多くなります。

●一方、ジェット気流が南北に波打って流れ、日本の南側を通ることが多くなると、寒気も南に下がるので寒冬になる傾向があります。

●このときの天気図を見ると、西の高気圧、東の低気圧がともに発達し、いわゆる西高東低の冬型の気圧配置が頻繁に現れるようになります。

●このように上空のジェット気流の流れの位置の違いにより、日本列島は暖冬になったり寒冬になったりするのです。
11月16日
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【冬に風邪をひきやすい理由】

寒さが次第に増して、風邪をひきやすい季節になってきました。

風邪とは、様々な原因によって起きるのどや鼻の粘膜などの炎症を言い、その原因の80パーセントから90パーセントはウイルスだとされています。

風邪のウイルスは低温で乾燥した状態を好み、雪の少ない太平洋側の冬は、この条件にぴったりと当てはまります。

また、エアコンや電気ストーブによる暖房は、室内の空気をさらに乾燥させるため、ウイルスにとって繁殖しやすい環境を作り出します。

そして、低温は人間の体にも影響を与えます。人の体には、ウイルスやちりなどの異物を、呼吸によって体内に取り込まないようにする防御機能が備わっているのです。

そのひとつが気道に生えている線毛(せんもう)と呼ばれる細い毛。気道に入り込んだウイルスなどは、線毛によってとらえられ、粘液とともに排出されますが、この機能は、低温によって低下してしまい、そのため、冬は体に入ったウイルスを排出することが困難になり、風邪をひきやすくなるのです。

冬はウイルス自体が活発になるのと同時に、人間の生活や生理機能の点から見ても、風邪を引きやすい季節だと言えるのです。
11月15日
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【お鍋の季節】

●冬の定番料理に鍋(なべ)があります。寒いほどあつあつの鍋料理が食べたくなるものですが、夕食のメニューに鍋料理を選ぶ人が増えてくるのは夕方の気温が15度以下になるころだといわれています。

●夕方(18時)の気温が15度以下になるのは、例年、札幌では10月初め、仙台では10月中旬から。東京や大阪、福岡などはほぼ同じで、11月半ばごろから鍋の季節が始まることになります。

●冬は、魚介類や白菜、ねぎ、春菊など鍋にはもってこいの具材がおいしい季節。また、一度に多くの食品を食べることのできる鍋料理は、ヘルシーな料理としても注目されています。

●材料や味付けによってバリエーションは無限に広がるので、この冬は工夫を凝らした鍋料理で体の芯(しん)からあたたまってはいかがでしょうか。
11月14日
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【流れ星の種類】

●夜の澄んだ空気に、星空が映える季節になった。星空を ずっと眺めていると、たまにキラリと流れる「流星」を 見かけることがある。

●皆さんは流星の正体を知っているだろうか。実は、流星 は小さな宇宙のちりが猛スピードで地球の大気中に飛び 込んできて、上空で地球の大気とぶつかったときに光っ て見えるものである。

●太陽系全体に散らばった宇宙のちりはいつ地球に衝突す るかわからないので、流れ星を探すには夜空をじっと見 て待つ必要がある。

●このようないつ出現するかわからないような流星のこと を「散在(さんざい)流星」という。一方、しし座流星 群のように、毎年きまった時期にまとまって出現する流 星は「流星群」といい、これらの出現時期を選んで空を 眺めれば、流星に遭遇する確率は格段に高くなる。

●冬は空気が乾燥し、大気中の水蒸気が少ないため、一年 のうちで最も夜空がきれいな季節だ。防寒対策をきちん として、天体観測に出かけてみるのもよい。
11月13日
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【季節風】

天気予報ではしばしば「季節風」という言葉が出てきます。

季節風とは、その季節になると頻繁に現れる代表的な風ですが、季節風は日本独特の風ではなく、地球上の広い地域で吹いています。

日本のほかに季節風が吹く地域としては、東南アジアやインド、アフリカ、オーストラリアなどがあり、その中でも特に規模の大きいものが、東南アジアやインドなどに吹くアジアの季節風で、アジアモンスーンと言われ日本の梅雨とも大きく関わっています。

また、日本で季節風と言うと、冬の北西風がなじみ深いかもしれませんが、それだけではありません。夏に吹く南よりの風も季節風です。

冬の季節風は日本海側の地域に大雪をもたらし、夏の季節風は梅雨入り、梅雨明けを左右します。

このように、季節を代表する風で、冬と夏でほぼ反対方向から吹く風のことを季節風と呼んでいるのです。
11月12日
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【初冬の花】

●日に日に寒さが増していますが、寒さの中にも花をつける植物があります。

●代表的なものは、山茶花(さざんか)、茶八手(やつで)、柊(ひいらぎ)などではないでしょうか。

●山茶花は椿(つばき)に似て白や淡い紅色の花を咲かせます。茶は花びらが5枚の白くて小さい花をつけ、中央の黄色いおしべが特徴。また、八手は枝の先が細かく球状に分かれた特徴的な形をしていて、その先端に小さな白い花を咲かせます。花がたいへん小さいため、すぐには気がつきにくいかもしれません。柊はのこぎり型で光沢のある葉のつけねに、いくつもの白い花を咲かせます。

●これらの花は、いずれも花の少ない時期に咲く姿が好まれ、冬の季語として俳句にも、しばしばよまれています。

●特に、山茶花は童謡などで歌われたりと日本人にとってなじみの深いもので、日本のみで見られる固有種でもあります。垣根や庭木として植えられていることも多いので、 近所で探してみるのもいいかもしれません。
11月11日
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【風速】

寒さが日増しに厳しくなっていますが、体が感じる寒さは気温だけでなく、風速によっても大きく左右されます。

それだけに風速は、日常の生活の中でも重要な気象要素の一つといえるでしょう。

風はいつも同じ速さではなく、強くなったり弱くなったり常に変動しているため、天気予報などで、ある時刻の「風速」を表現する場合は、その前10分間の風速を平均した値が用いられています。

その中で瞬間的に吹いた風の速さは、「瞬間風速」と呼ばれています。

また、「風速」の最大値は「最大風速」、「瞬間風速」の最大値は「最大瞬間風速」といいますが、「最大風速」は平均された風の速さの最大であるため、瞬間的に最も強く吹いた「最大瞬間風速」の値はその1・5倍から3倍程度になります。

ちなみに、風速が0・2メートル以下のときは風速の値や風の向きを表現せずに、「風弱く」や「風が穏やか」などという表現を用います。
11月10日
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【初冬の天気変化】

●近頃は日に日に寒さが増してきて、冬を意識させるような冷たい風が吹く日も多くなってきました。

●秋の天気変化は、移動性高気圧と低気圧が交互に日本付近にやってくるのが特徴。

●そして、初冬になるとシベリア大陸から厳しい寒さを持った高気圧が張り出し、北海道の東海上やアリューシャン方面には低気圧があって、しばしば西高東低の冬型の気圧配置が現れます。

●天気図には縦じまの模様の等圧線が見られ、日本付近は冬の季節風である北西の風が吹くようになります。

●しかし、まだ冬の始まりのころは、冬型の気圧配置も長続きはせず、西にあった移動性高気圧がやがて日本列島を覆い全国的に小春日和となります。
11月9日
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【クレーン作業と強風】

●建設現場ではさまざまな重機が活躍しています。 その中でも、私たち人間の力では動かせないような重い物を運んだり、持ち上げたりするのに使われるのが大型のクレーンです。

●大変頼もしいクレーンですが、実は弱点もあるのです。クレーンは強風に弱く、平均風速が10メートル以上になった場合には安全を考慮して、作業を中断しなければいけないのです。 クレーン自体は、平均風速が10メートルに達しても構造上問題はないのですが、その吊り荷の面積によっては操作に影響を及ぼすことがあるからです。

●風が物体に当たると風による圧力(風圧)が生じます。風圧は風速の2乗に比例して大きくなるため、風速が2倍になると風圧は4倍にもなってしまいます。そのため、面積の大きい荷物の場合、受ける風圧が大きくなり、クレーンの操作に大きな影響を与え、事故につながる危険性もあるのです。

●作業を安全に行うために、現場では風に対しても細心の注意が払われているのです。
11月8日
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【ヒートアイランド】

猛暑だった今年の夏は、「ヒートアイランド」という言葉をよく耳にしたのではないでしょうか。

都市部の気温が郊外に比べて高温になる現象を「ヒートアイランド現象」と言いますが、この現象は夏だけのものではありません。

都市部と郊外との気温差は、一年を通して見ると夏よりも冬の方が大きくなり、たとえば東京都心では、冬や春先の早朝の気温が郊外に比べて数度高いことが頻繁にあり、ときには10度ほど高いこともあるのです。

高温になっているのは地表面だけではなく、上空にも暖かい空気は広がっていて、ドームのようなかたちをしています。まさに都市の高温部は、熱の島「ヒートアイランド」となっているのです。

ドームの中では都心と郊外との温度差によって風が生じています。高温の都心では上昇気流が発生した後、上空へのぼった空気は郊外に向かって広がりながら冷えて下降し、地上では都市周辺の郊外から都心に向かって風が吹き込むという流れです。ヒートアイランドの中ではこのような流れのため、外の空気との交換が容易ではありません。そのため、都市部で汚れた空気がたまりやすい構造にもなっているのであります。
11月7日
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【衣服の役割】

日ごとに寒さが増し、本格的な冬に近づいてきました。冬の寒さと上手につきあうためには、効率良く防寒をする工夫が大事であります。

寒いからといってただやみくもに重ね着をしても、風が吹くととたんに寒く感じたり、反対に服の中が蒸れて不快だったりとうまくいきません。

快適で効率的な防寒をするには、肌着(インナー)、中間着(ミドラ−)、外着(アウター)の役割を考える必要があります。

肌着は皮膚に直接触れる衣服なので、衛生面からも汗をよく吸収し、かつ乾きやすい性質が求められます。中間着には高い保温性が必要で、空気の層をたっぷりと作ることのできるものが適しています。外着は防風性や防寒性、防水性が優れているものを選びましょう。周囲の寒さが体に伝わってこないような中綿でなおかつ、そで口やえり口などがしっかり詰まったものが望ましいです。
11月6日
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【立冬】

●11月7日は立冬。

●暦の上では、この日から季節は冬になります。

●立冬のころは、日差しが一段と弱くなって、昼の時間も目立って短く感じられるようになります。

●また、天気図を見ても、いわゆる西高東低の冬型の気圧配置が現れる頻度が急に増えてきます。

●北西の冷たい季節風が吹き、日本海側ではしぐれ、太平洋側では木枯らしが吹いて、各地で冬らしい天候が多くなります。

●しかし、ときにはほっとするような暖かな小春日和もあって、数日毎に寒暖を繰り返しながら季節は本格的な冬へと移っていくのです。
11月5日
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【日向ぼっこ】

●11月に入り、日に日に寒さが増して来ています。

●西高東低の冬型の気圧配置になると、全国的に強い北よりの風が吹き、日本海側を中心に雪が降りますが、冬型が緩んで高気圧に覆われるようになると、小春日和の穏やかな天気になります。

●そんな時は、外にでてゆっくりと日向ぼっこをするのもよいものです。

●冬の日光を浴びてあたたまる「日向ぼっこ」は、冬の季語になっています。また、この「日向ぼっこ」と同じ意味で「日向ぼこり」や「日向ぼこ」と表現されることもあります。

●冬の寒い日に「日向ぼっこ」すると、日差しのあたたかさとありがたみを感じるもの。「日向ぼっこ」は、日本の季節的な感覚をよく表現した言葉ではないでしょうか。
11月4日
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【最も遅く上陸した台風】

寒さも日に日に増し冬の訪れを感じるようになってきました。

たいてい台風シーズンといえば、8月から9月ですが、これまでで最も遅く上陸したのは、1990年11月30日に和歌山県白浜町に上陸した台風28号です。

尾鷲では総雨量409・5ミリもの大雨となり、また、室戸岬では最大風速が31・6メートル、南大東島では最大瞬間風速48・4メートルを記録しました。

この台風は西日本から東北地方にかけての広い範囲に大きな被害をもたらし、死者・行方不明者が4人、山・がけ崩れ83か所、床上・床下浸水が1544棟に達しました。

この時期、台風が上陸する可能性は低いものの、台風はもう来ないと決めつけるのは危険なことです。
11月3日
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【駅伝】

●気温の低い冬は、マラソンなど長距離を走るのに適したシーズン。

●長距離競技のひとつ「駅伝」は、日本で生まれたリレー方式の長距離レースで、コースをいくつかの区間に分けて、各区間ごとに割り当てられた走者が次の走者に順次たすきを渡し、チーム全体でゴールを目指します。

●駅伝は陸上競技の中では珍しい団体競技で、一人で走るマラソンとは違い、一人の走者がどんなに良い走りをしても、誰かがリタイヤするなど、たすきが途中で途切れてしまってはその時点で勝負が決まってしまいます。逆に、万全の走りができなかった走者がいたとしても、ほかの走者が遅れを取り戻すこともできます。このようなところが、駅伝競技のおもしろさともいえるでしょう。

●また、区間ごとにもタイムが計られるため、区間第一位を目指す個人の戦いも駅伝の魅力の一つです。

●一人はみんなのために、みんなは一人のためにと、個々の力を発揮しながらチーム全体で勝利を目指す姿に、ドラマを感じる人も多いのではないでしょうか。
11月2日
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【こもまき】

冬の時期、幹にムシロのような腹巻きをした木々を目にしたことないでしょうか。これは「こもまき」といい、殺虫剤を使わず虫を駆除するためのものなのです。

虫たちが活動しなくなるのは、だいたい気温が10度を下回るころからと言われ、このころになると、木々についている虫たちは、冬を越すために枝や葉からおりてきて、地面にはえている草や枯れ木に潜る習性があります。そのため寒い冬を迎える前に、木々にワラを編んだこもを巻いておくと、虫たちは暖かいこもの中に集まってきて冬を越します。

春先になって、木に巻いていたこもを取り外すと、簡単に松食い虫や害虫から木を守ることができます。こもまきは、虫の冬越しの習性を逆手に利用したものなのです。

毎年、岡山県の後楽園では「こもまき」を年間行事の一つとしていています。「こもまき」は冬の訪れをつげる風物詩となっているのです。
11月1日
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【うお座】

秋は暗く目立たない星座が多いですが、秋の星座のひとつである「うお座」もやはり、4等星以下の暗い星から構成されています。

うお座は、南の空のペガススの四辺形のすぐ南から東の方にかけて広がっていて、その星座絵は2匹の魚がひもでつながっている様子が描かれています。ひもの折り目のような部分から北にある魚を「北の魚」、西にある魚を「西の魚」と言います。

ギリシア神話によると、2匹の魚は美と愛の女神「アフロディーテ」とその子「エロス」が怪物テュフォンに襲われ、川へ飛び込んで逃げるときに化けた魚の姿とされていて、ひもは母子が離ればなれにならないためのものだとか、母子のきずなを表したものとされています。ちなみにアフロディーテは「ビーナス」、エロスは「キューピット」とも呼ばれます。

うお座を含め、星占いに登場する星座は、太陽の通り道である「黄道」の上にあります。そしてこの「黄道」と天の赤道のが交わるところが、春分点と秋分点と呼ばれます。その昔、春分点にある星座がおひつじ座であったため、星占いの星座はおひつじ座から始まり、うお座で終わったのでした。

しかし、地球の自転軸の方向が毎年少しずつ変化する歳差という現象のため、今ではその春分点がうお座(「西の魚」のすぐ南)に移っています。つまり、春分の日の太陽は、現在、うお座の方角にあるのです。

今でも星占いでは、昔からの慣例でおひつじ座から紹介されますが、本来ならうお座が現在の最初に来る星座になるといえるでしょう。

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