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今日の豆知識
十勝の鈴木農場
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【木枯らしとは】【おうけつ・ポットホール】【ハロウィーン】【街の紅葉を楽しもう】【晩秋から冬の装い】【ドライフルーツ】【鶴の渡り】【光が届く時間】【天高く馬肥ゆる秋】【霜降】【カエデの紅葉】【明かりの日】【旬の食材・レンコン】【ぜんそく】【流星と隕石(いんせき)】【雲海】【音速】【人工衛星】【火災の起こりやすい季節】【芋栗南京】【肌荒れ】【冬型気圧配置の出現率】【秋の花粉】【コスモス】【寒露】【キンモクセイ】【アイスorホット?】【モズ】【水の沸騰する温度】【秋の季語〜霧】【10月の星空(北の空)】【紅葉を見に行こう】【ホウキグサ】【スプラウト】【サケのそ上】【薄明】【冬は山からやってくる】【熱気球の移動】【きのこ狩りにいこう】【秋分】【落花生】【七草】【秋の季語・肌寒】【星の明るさ】【お月見】【紅葉が始まる目安】【新そば】【いろいろな海藻】【吹き返し】【最大瞬間風速の記録】【台風による耕地被害】【コオロギの音色】【ブドウの選び方】【重陽の節句】【ジャガイモ】【白露】【海鳴り】【夏の雲から秋の雲へ】【キキョウ】【9月の星空(北の空)】【ひっつきむし】

豆  知  識
10月31日
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【木枯らしとは】

●これから冬に向かって徐々に寒くなってくると、「木枯らし」とよばれる風が吹くことがあります。

●木枯らしという言葉は、強い風によって木の葉を落とし枯れ木にしてしまう、つまり「木を枯らす」という意味から来ているといわれており、また、木嵐(きあらし)が転じたものという説もあるようです。

●木枯らしとは、秋から冬にかけて吹く冷たくて強い風のことで、気象的には「冬に吹く北よりの季節風」。

●秋になるとシベリア地方の気温が下がりはじめ、そこには高気圧が発達するようになります。低気圧が日本の東側へと通過したあとにこの大陸の冷たい高気圧が張り出してくると、気圧配置がいわゆる西高東低の冬型になり、冷たい北よりの季節風が日本に吹きつけるようになり、このときに吹く冷たく強い風が木枯らしなのです。

●木枯らしとともに、北日本から初雪や初霜、初氷などの冬の便りが届くことが多く、広い範囲で寒い一日となります。 しかし、一般に初冬に現れる冬型の気圧配置は長続きせず、木枯らしが吹いた翌日は高気圧に覆われて、小春日和の穏やかな天気になりやすいものであるのです。
10月30日
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【おうけつ・ポットホール】

秋も深まり、東日本や西日本でも標高の高いところを中心に紅葉が進んできました。滝や渓流を色鮮やかな紅葉が飾り、水面にそれが映る様子は特に美しいです。紅葉狩りなどで渓流に出かける時、その流れの中で、丸い穴のあいている岩を見かけることがあるかもしれません。

岩に丸く掘られた穴は、一見人工的なもののようですが、実は、自然が作り出したものなのです。これは、おうけつまたはポットホールと呼ばれ、穴の直径や深さが数センチメートルの小さなおうけつから、直径1メートル、深さ2メートルという巨大なものまであります。

見事なおうけつが見られる場所は、観光地にもなっていて、例えば宮崎県都城市(みやこのじょうし)の関之尾の滝(せきのおのたき)の関之尾おうけつ群もそのひとつ。このような場所では、丸いものだけでなく、半円形に削りとられたものなどいろいろな形や大きさのおうけつを見つけることができそうです。
10月29日
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【ハロウィーン】

●10月31日はハロウィーン。

●ハロウィーンはもともと10月31日夜に行われた古代ケルト人の宗教的な祭りでした。ケルト人の暦では10月31日は1年の終わりの夜、すなわち大晦日で、この 日だけは悪霊を追い出すことができる、または死者の魂が家族のもとを訪れるなどとされていました。

●その後、この祭りはキリスト教の文化に取り入れられ、11月1日に行われるあらゆる聖人を祝う祝日、「万聖節(ばんせいせつ)」を準備するための前夜祭として広まりました。

●現在、アメリカではおもに子供の祭りとしてにぎやかな収穫を祝う祭りに様変わりしました。子供達は思い思いに変装して「トリック オア トリート?」(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)と叫びながら近所の家を訪れる楽しい祭りとなっています。

●ハロウィーンではカボチャの中身をくりぬいて顔をかいたものを家に飾りますが、これにあかりをともして玄関先に置いておくことで「うちはお菓子を用意していますよ。」という意味になるのです。
10月28日
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【街の紅葉を楽しもう】

山から始まった紅葉も徐々にふもとに下りてきました。この時期は街などの身近な場所でも紅葉が楽しめ、きれいに色付いた街路樹のもとを歩くのは、独特の風情があります。街なかの紅葉で有名な場所を見てみましょう。

札幌の大通公園の紅葉の見ごろは例年10月中旬から下旬ごろ。ここでは札幌テレビ塔から眺める紅葉が見所のひとつで、園内には彫刻などが並び、それらを鑑賞しながらの散策も楽しめます。

福岡のけやき通りの紅葉は10月中旬から11月中旬ごろに見ごろ。色鮮やかに紅葉した昼間のけやき並木は素晴らしく、夜間には通りがライトアップされます。

東京の神宮外苑銀杏(じんぐうがいえんいちょう)並木の見ごろはやや遅れて11月中旬から12月上旬ころにかけて。黄金色に色付いた大きな銀杏の木がずらりと並ぶ様は圧巻で、その美しさからか、よくドラマの撮影地としても使われます。
10月27日
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【晩秋から冬の装い】

●秋も深まり、街行く人の服装もすっかり秋冬仕様になってきました。これからの季節は、気温がぐんぐん低くなり、木枯らしが吹きすさぶ日も多くなるので、暖かい服装で出かけたいもの。それには、服の素材に毛羽(けば)があるものや、風を通さないものを選ぶのがポイントです。

●それらに当てはまる秋冬の素材として忘れてはならないのがウール。ウールはヒツジの毛のことで、毛羽立っているため保温性が高く、さらに適度な吸湿性もあります。特に、毛羽のある服は、着ている時はもちろん、目にしただけでも暖かみを与えてくれます。

●また、コーデュロイやベルベットでおなじみのウインターコットンもおすすめ。コットン(綿)は夏向きの素材ですが、ウインターコットンは毛羽があるため保温性、防風性が高いのです。

●そして、動物の皮膚などをそのまま衣服にする皮革(ひかく)製品や毛皮も、風を通さずこれからの時期にぴったりの衣服素材です。皮革や毛皮は、見た目の割に軽いので、動きやすいのも特長のひとつです。
10月26日
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【ドライフルーツ】

寒さが増し空気が乾燥する時期は、干し柿や干し芋などの乾燥食品が多く出回りますが、最近では欧米や中国原産の様々な果物を乾燥させたものも季節にかかわらずよく目にするようになりました。

ほとんどの果物は水分が多く含まれているので長持ちしませんが、乾燥してドライフルーツに加工することで長期保存が可能となります。ドライフルーツは「保存食」として、旬の時期でなくても味わうことができる食品なのです。

また、ドライフルーツに加工することで水分が減り、総重量も減るが、ミネラル、食物繊維などの栄養成分が凝縮されるので、生のフルーツよりも少量でたくさんの栄養をとることができ、「健康食」としても利用できます。

さらに、ドライフルーツはそのまま食べるだけではなく、料理のバリエーションを増やす食材としても活用できます。肉や魚にドライフルーツを加えることでやわらかくしたり、朝食のシリアルに混ぜて、彩りを増やすことができます。
10月25日
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【鶴の渡り】

季節が秋から冬に変わり始めるころ、国境を越えて日本にやってくる鳥たちがいます。季節によって移動する鳥の中でも、越冬地と繁殖地が異なり、毎年定まった季節に移動を繰り返す鳥を「渡り鳥」と呼びます。

日本で秋や冬に見られる渡り鳥は、ツルや白鳥、ガンといった「冬鳥」と呼ばれる鳥たちです。

日本でのツルの越冬地は、主に鹿児島県の出水市(いずみし)と山口県の周南市(しゅうなんし)で、第一陣は10月の上旬にやってきます。

この少し前から、シベリア大陸のバイカル湖の南では、冷たい空気を持った高気圧が頻繁に発生するようになります。この高気圧は南東に移動して日本付近に張り出し、北西の冷たい空気を吹き出し季節風となります。ツルはこの季節風に乗って日本へと飛来をするのです。鳥たちは、寒い時期には暖かい場所へ、子育てをする時期にはえさが豊富な場所へと様々な理由から渡りをします。

日本の冬の寒さも厳しくないわけではありませんが、シベリア大陸の冬に比べればかなり過ごしやすいです。そして、冬には凍りついた大地となっていたシベリアも、夏の間は広大な湿原地帯が広がり、子育てに最適な場所になるため、日本で冬を越したツルは再びシベリアへと旅立っていくのです。
10月24日
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【光が届く時間】

私達の生活の中で、光の速さを感じることはまずありません。しかし、天文学者によって光にも速さがあることが発見されてから、多くの科学者がその光の速さを求めてきました。これにより、光の速さはおよそ秒速30万キロメートルといわれています。これは、しばしば1秒間に地球を7周半まわる速さと表現されます。

しかし、この天文学的な速さをもってしても、地球と太陽の間にあるおよそ1億5000万キロメートル(1天文単位)という距離を進むには、8分19秒もかかるといわれています。

太陽が見えるということは、太陽を出発した光が地球にいる私達の目に届くということなので、私達は常に8分19秒前に太陽を出発した光、つまり、8分19秒前の太陽の姿を見ており、今現在の、太陽の真の姿を見ることはできないのであります。
10月23日
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【天高く馬肥ゆる秋】

「天高く馬肥ゆる秋」という秋のことわざがあります。

このことわざの「天高く」とは、空気がすんで高く晴れわたる秋の空を表しており、涼しく快適な秋になると、夏に消耗した体は元気を取り戻し、食欲もわいてきます。「馬肥ゆる」とは、まさに食欲の秋、馬も人間と同じで、よく草を食べて肥えていくという意味です。

このように、秋はさわやかで気持ちのよい季節であるということをたとえたことわざです。。

しかし、本来は別のことを意味していました。昔中国では、秋になると、北方の騎馬民族が元気になった馬に乗って秋の収穫物を略奪にやってくることが多かったようです。そのため、このことわざには、襲来する騎馬民族に対して防備すべき季節がやってきたという意味がもともとはあったのです。
10月22日
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【霜降】

●10月23日は二十四節気の霜降(そうこう)。暦の上では、朝晩の気温が下がり、霜の降り始める季節となります。

●寒さが増すと動物や植物だけでなく、私たち人間も冬支度を始めますが、朝出かける時に寒さに気づき、慌てて冬服やコートを用意するといったことはできるだけ避けたいもの。そのためには、事前に予想される気温と着こなしの目安を知っておくとよいでしょう。

●例えば、気温が8度になるとコートを着る人が多くなると言われています。そのため、外出するときの気温が8度前後になることが予想される場合は、あらかじめコートの準 備が必要になるでしょう。また、最低気温が2度以下になるような日は、昼間でも手袋やオーバーが欲しくなると言われています。
10月21日
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【カエデの紅葉】

秋も深まり、紅葉の色づきが増してきました。10月中は、まだ北日本や東日本の標高の高い所がメインですが、来月には西日本でも紅葉の見ごろとなる所が多くなってきます。

さて、各地の気象台では、季節の変化を把握するために、多くの所でカエデの紅葉を観測しています。そのカエデの紅葉の平年値をみてみると、11月は北日本から九州にかけての広い範囲でカエデが美しく色づく季節といえます。関東の沿岸部や大阪府、南九州などではもうしばらくかかり、12月になってからが見ごろの時期となります。

ちなみに、カエデとは、葉の形がカエルの手に似ているので、「蛙手(カエルテ)」が転じて「カエデ」になったといわれています。

なお「もみじ」とは、カエデ科の植物の総称のことで、カエデも「もみじ」も同じもの。ただ、もみじは漢字で「紅葉」と書くように、木の葉が色づいた様を表した言葉としても使われます。山々に色づくすべての木の葉が「もみじ」ともいえるのです。
10月20日
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【明かりの日】

10月21日は明かりの日。日本電気協会・日本電球工業会等が1981(昭和56)年に制定したもので、1879(明治12)年の10月21日に、エジソンが京都産の竹を使って白熱電球を完成させ、3日間点灯させたことにちなんでいます。今では当たり前となっている明かりのありがたみを認識する日でもあります。

明るさは照度によって表され、その単位はルクスです。ルクスとは光を受ける面の明るさを表す値で、数字が大きいほど明るいことを示します。

たとえば、晴天の日の午後の太陽光は3万5000ルクス、雪山や真夏の海岸の明るさは10万ルクスありますが、夜ともなると真っ暗やみとなり、明かりが必要となります。

明かりは、物が見えるというだけではなく、私たちの体に組み込まれている体内時計にも大きく関係しています。そのため、就寝前にリラックスしたいときは150ルクス程度の照明で、すっきりと目覚めたいときは、太陽の光を部屋に取り込む他にも、3000ルクス程度の明るさの照明を使うことですっきりと目覚めることができるのです。
10月19日
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【旬の食材・レンコン】

●秋から冬にかけて旬を迎える野菜に、レンコンがあります。レンコンは漢字で「蓮根」と書くことからもわかるとおり、食用のハスの肥大した地下茎の部分です。

●レンコンには中心に1つ、周囲にいくつもの穴が開いていますが、これは酸素の通り道の役目を果たしています。穴があるレンコンは、昔から「見通しがきく」とか、芽が先へ先へと伸びていくことから運が上向く、などといわれ、縁起物の野菜としておせち料理などに多く使われてきました。

●栄養面では、糖質が15パーセントほどを占めていて、ビタミンCもみかんの1・5倍とたいへん豊富。大人が一日に必要なビタミンCがレンコン一節の半分以下でとれます。またカリウムも多く、むくみや筋力の低下によるだるさなどを改善する効果があります。
10月18日
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【ぜんそく】

吸い込む空気も日ごとに冷たくなり、ぜんそく持ちの方にはつらい季節になってきました。

ぜんそくは、慢性的な気管支の炎症と考えられており、のどがゼイゼイなったり、せきが出て呼吸が苦しくなる病気です。ぜんそくの患者数はどんどん増えており、日本では300万人を超えています。

軽症の方は発作が起きなければ、ごく普通の状態でいられますが、いったん発作が起きてしまうと気管がゼイゼイ、ヒューヒューと音をたて呼吸困難におちいります。

ぜんそくはいろいろな要因がからみあって起こりますが、主にホコリ、ダニ、花粉などのアレルギーや、天候などの環境の変化が原因だと言われています。

ぜんそくの治療には、薬をつかって症状をコントロールすることの他に、自分の症状をよく理解して無理をしないことや、アレルギー源を遠ざけることが大切です。
10月17日
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【流星と隕石(いんせき)】

夜の澄んだ空気に、星空が映える季節となりました。星空をずっと眺めていると、たまにキラリと流れる「流星」をみかけることはないでしょうか。

流星のもととなっているものの多くは、長い尾をもつすい星のちりです。すい星は太陽に接近すると加熱され、ちりをばらまいて長い尾をひくようになりますが、通り過ぎたあとにはばらまかれたちりが漂っています。これが地球の引力に引き寄せられると、大気との摩擦によって燃えて発光し、流星となるのです。

多くの流星は燃え尽きてしまうため、地上に落ちてくることはありませんが、なかには宇宙から石のかたまりが落ちてくることもまれにあります。これが「隕石」です。

隕石の多くは、火星と木星の間にある小惑星同士が衝突して飛散したかけらの一部が地球に落下したものと考えられています。
10月16日
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【雲海】

雲海(うんかい)を見たことがあるでしょうか。雲海とは、見下ろした雲がまるで海原のように見えるものです。

雲海は曇りの日に飛行機に乗ると見ることができ、窓から見える果てしなく続く単調な雲海は、空の広さを感じさせてくれ、山頂よりも低い位置に雲海が広がっていると、雲から顔を出した山の頂きがまるで海に浮かぶ島のように見え、つい心を奪われてしまうものです。

雲海は、山頂からも見ることができますが、山の頂上から雲を眼下に見るという経験は、相当高い山でなければ、いつでもできるものではありません。しかし、一日の気温差が大きい秋や春には、山の上から雲海に出会える確率も高くなり、特に早朝は現れやすくなります。
10月15日
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【音速】

●秋が深まり気温も下がってくると、夏、元気に鳴いていた虫たちの声も次第に聞こえなくなります。特に夜などはひっそりとした静けさを感じていることでしょう。皆さんは、気温の変化が音の伝わる速さにも影響するということを知っているでしょうか。

●空気中では、気温が高いほど音は速く伝わり、気圧も音速に影響しますが、無視できるほど小さなものです。

●一方、地上のようには電波の伝わらない海中においては、音は空気中よりも速く伝わり、重要な通信手段となっています。水中では、水温が高いほど音速は速くなり、水圧が高くても速く伝わるようになります。つまり、海面付近の日射を受けて暖かいところと、大きな水圧のかかっている深海が、海の中では音速の速い領域となっているのです。

●音はそれが伝わっていく物質が密なほど速くなる、といった性質があるため、一般には軽い空気よりも重たい水の中のほうが音は速く伝わるのです。空気中での音速は、通常、秒速340メートルですが、水中での音速は、秒速1500メートル。空気中の4倍以上というすさまじい速さで伝わっていくのです。
10月14日
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【人工衛星】

●今から48年前の、1957年10月4日は、世界最初の人工衛星「スプートニク1号」が、ソ連(現在のロシア)によって打ち上げられた日です。それ以来これまでに全世界で打ち上げられた人工衛星は5000個近くあり、現在では、約2600個が地球を回っています。

●人工衛星には放送衛星、気象衛星、測位衛星など様々な種類があり、それぞれ衛星放送、気象観測、カーナビゲーションなどに使われ、多岐にわたって私たちの生活に役立っています。

●このように意外と身近な人工衛星が地球から肉眼で見えるというのはご存じでしょうか。空を見上げた時に、星のような光の点がゆっくりと動いていくのを見たら、それは人工衛星かもしれません。
10月13日
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【火災の起こりやすい季節】

●火災の起こりやすい季節は冬から春にかけてといわれています。

●近年10年間(1992年から2001年)の全国月別火災件数(建物)のデータによると、12月から4月までの5か月間は、毎月3000件を超える火災が発生しています。これは、空気が乾燥している上に暖房器具を使用する機会が多いためです。

●6月から10月にかけては各月とも2600件を下回っていますが、12月は11月と比較して一気に600件近くも増加しています。秋から冬にかけては、北西の季節風が次第に強まってくるころでもあり、この風が思わぬ大火事を招くことがあるのです。

●1976年(昭和51年)10月29日、山形県酒田市で火災が発生しました。火は強い風により一気に燃え広がり、最終的に22・5ヘクタールを焼き尽くす大火となりました。 この火災による被害は、死者1人、焼失家屋1774棟、被災世帯1023世帯という甚大なものでした。

●このような大火事も元をたどればささいな不注意によって発生していることが多いのです。平成13年に発生した火災の出火原因を調べてみると、総出火件数のうち、たばこの火の消し忘れなど失火が原因だったものが6割を超えています。言いかえれば、火災は日ごろからの注意によって、かなりの数を防ぐことができるのです。
10月12日
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【芋栗南京】

●秋も日に日に深まっており、洋菓子店でも和菓子店でも、栗やさつまいも、かぼちゃを使ったお菓子が所狭しと店頭に並べられるようになりました。

●人気のお店では行列を作って買い求める光景も見られますが、そのほとんどが女性といってもいいのではないでしょうか。昔から、女性の好物として「芋・栗・南京(いもくりなんきん)」といわれるように、この3つの素材がセットとなっています。

●ちなみに南京とはかぼちゃのこと。これらの共通点は何よりも、ほくほくとしていて甘いこと。そして、これらは和菓子としてまんじゅうやようかんなどの素材に適しています。

●また、そのままでも十分菓子としての甘さをもっていて、クリームなどとも相性がいいことから洋菓子にも適しています。
10月11日
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【肌荒れ】

●朝晩はだいぶ冷え込むようになり、これからの季節は空気がカラッとして過ごしやすくなります。しかし一方で肌荒れが起こりやすくなる時期です。

●私たちの皮膚は何重もの層になっていて、その一番外側のところは「角質層(かくしつそう)」と呼ばれます。肌荒れはこの角質層の水分が少なくなり、皮膚がひび割れることで起こります。

●通常は、皮脂腺(ひしせん)から出る皮脂と、汗腺(かんせん)から出る汗で出来た「皮脂膜」によって、角質層は潤いを保っています。しかし、秋が深まるにつれて気温が下がり、空気が乾燥して湿度も低下すると、汗や皮脂の分泌が少なくなるため、皮脂膜が作られにくくなります。これが肌荒れの原因。

●肌荒れの対策として乳液やクリームを塗るのは、その油分で人工的な皮脂膜を作り、角質層を乾燥しないように保つためであります。冬が近づくにつれ、肌にとってさらに厳しい環境になるのでしっかり肌荒れを防ぎたいものです。
10月10日
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【冬型気圧配置の出現率】

10月も半ばに入り、日ごとに秋が深まっています。朝晩は冷え込んで、初冠雪や初霜など冬の便りも届くようになりました。

これから晩秋にかけては天気図も秋から冬へと変わっていきます。例年10月に入ると、日本の西側に高気圧、東側に低気圧という冬の気圧配置が見られるようになります。

10月上旬にはあまり見られませんが、10月中旬になるとその割合は増して、20パーセント近い確率で現れるようになってきます。さらに、11月中旬にはそのおよそ2倍の4割近くが冬型の気圧配置になります。つまり3日に1日以上の割合で冬型となるのです。
10月9日
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【秋の花粉】

花粉症といえば、スギやヒノキの花粉症など、春先のイメージがあります。しかし、日本で花粉症の原因とされている植物は、少なくとも50種類以上もあり、植物によって春に限らず秋にも花粉症に悩む人は多いのです。

秋に花粉症を引き起こす植物にブタクサがあります。ブタクサは、北米からの帰化植物だが現在は日本各地で見られ、8月から10月ごろに花粉を飛ばし、草もちでおなじみのヨモギも花粉症の原因であり、ブタクサと同じく花粉を飛ばす時期は8月から10月ごろ。そして、空き地などで黄色い花を咲かせるセイタカアワダチソウも花粉症の原因で10月から11月に花粉を飛ばします。

春の花粉にはスギやヒノキなど樹木の花粉が多く、秋にはブタクサなど雑草による花粉が多く、樹木の花粉は高い所から飛ぶ上、一つ一つが軽いため、長距離でも風によって運ばれて、近くにスギ林がない都会にも届きます。一方、雑草は背が低く、その花粉は重いので、遠くまで広がることはありません。そのため、比較的身近な所に花粉症の原因である雑草を見かけることができるのです。
10月8日
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【コスモス】

●秋風にゆらゆら揺れている花といえば、コスモスを思い浮かべるのではないでしょうか。

●コスモスは、メキシコ原産のキク科の一年草で、日本には明治時代に伝わったとされています。日本の花と言えば「桜」が定番ですが、コスモスは花弁が桜に似ているため、秋桜(あきざくら)という和名も付けられており、今ではすっかり秋の代表的な花となっています。

●もともとの「コスモス」の名前は、ギリシャ語のコスモス(kosmos)からきています。これには「整頓、装飾、秩序」という意味があり、また英語(cosmos)には「宇宙」の意味も含まれています。

●星がきれいにそろう宇宙と、花びらが整然と並ぶコスモスの姿に、共通するイメージがあるのかもしれません。
10月7日
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【寒露】

●10月8日は二十四節気のひとつ、寒露(かんろ)。 寒露は、野草につく露も冷たく感じられるころで、秋の長雨がそろそろ終わり、これからが本格的な秋となります。

●寒露のころは、日が短くなり地面が暖まりにくいので、大気の状態が安定して澄んだ秋晴れの日が多くなります。山では晩秋の気配が色濃く現れ、すでに北日本などの標高の高い所で紅葉が色づいてきています。そして、朝晩は涼しいというよりむしろ寒く感じるようになり、北国では暖房器具がそろそろ活躍します。そのほかの地域でも25度以上の夏日はほとんどなくなり、日中でも暑さを感じることは少なくなります。

●寒露のころは秋の深まりを実感できる時期といえるのです。
10月6日
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【キンモクセイ】

●町なかを歩いていて甘い香りにふと足を止めたことはないでしょうか。その香りは、この季節に庭先などでよく見かけるキンモクセイの香りです。

●キンモクセイは中国が原産で、日本に渡来したのは17世紀中頃と言われており、雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)の区別がある雌雄異株(しゆういしゅ)ですが、中国から持ち込まれた株は花つきのよい雄株でありました。そのため、現在日本国内で見られるものはどれだけ無数の花を咲かせても実がつくことはありません。

●キンモクセイは10月頃になるとオレンジ色の小さな花をたくさん咲かせますが、姿を見せなくても強い香りで存在を知らせます。みなさんのまわりのキンモクセイの今年の花つきはいかがでしょうか。
10月5日
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【アイスorホット?】

朝晩は寒さを感じるようになり、そろそろ温かい飲み物が欲しくなる季節です。

あるコーヒーショップの2002年度におけるアイスコーヒーとホットコーヒーの飲まれる割合を見てみましょう。

夏の間は、圧倒的にアイスコーヒーの割合が高く、真夏には売り上げの約80パーセントを占めていましたが、秋に入り気温が下がりはじめると、アイスコーヒーの売上は減り始め、かわってホットコーヒーが好まれるようになり、10月にその割合が逆転します。

その後、寒さが厳しくなるにつれて、ホットコーヒーの割合が大きくなり、12月から2月には売上の約80パーセントをホットが占めるようになり、冬が終わり3月から5月にかけての春の時期は、アイスとホットがほぼ同じくらいの割合で飲まれています。
10月4日
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【モズ】

●秋になると人家の周りでも「キーイッ、キーイッ」とい うモズの鳴き声を耳にすることがあります。

●モズは、全長約20センチメートルの一見愛らしい鳥ですが、実は肉食性でかぎ状に曲がった鋭いくちばしを持っています。気性が荒く、かえる、とかげ、魚など何でも食べ、時には自分よりも大きなへびなどにも果敢に襲いかかることもある程なのです。

●モズはこのようにして捕らえた獲物を木の枝やとげなどに刺しておく習性があり、この行動を「はやにえ」と言います。「モズのはやにえ」は秋の季語として知られていますが、その目的ははっきりとは分かっておらず、ある説によれば冬に備えて食べ物を保存していると言われています。

●また、秋のモズは「高鳴(たかな)き」と呼ばれる大きな鳴き声で縄張を主張し合います。これは、モズは冬になる と親子も夫婦も関係なく単独行動をしなければならない ためで、モズにとって秋の縄張争いは命がけなのです。例年、秋の深まりをつげるあの甲高い鳴き声は、冬に向けてモズが必死で戦っている声なのです。
10月3日
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【水の沸騰する温度】

ふつう、水の沸騰する温度(沸点)は100度ですが、山の上での水の沸点は地上とは違います。

沸点とは、水面から空気中へ出ようとする水の圧力(蒸気圧)と、空気の圧力(気圧)が釣り合っている状態の温度のこと。水温が高くなるほど水の圧力は高くなるが、空気の圧力は標高の高い所へ行くほど低くなります。そのため高い山の上では、地上よりも低い温度で水が沸騰します。

具体的には、地上付近の気圧が1010ヘクトパスカルの時、水の沸点は100度でありますが、これが標高1000メートル(約900ヘクトパスカル)では97度、標高3000メートル(約700ヘクトパスカル)では90度くらいに下がります。ちなみに、標高3776メートルの富士山での水の沸点は約88度です。
10月2日
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【秋の季語〜霧】

●秋の季語の中に「霧」があります。「霧」というと、季節に関わらず年中発生するイメージがありますが、内陸の盆地では、秋が深まる10月ころから霧が多く発生するように なります。

●霧は無数の小さな水滴が空気中に煙のように立ちこめる現象。雲と似ていますが、雲は上空で水蒸気が凝結してできるのに対し、霧は地面に接した空気中で水蒸気が凝結して発生するという違いがあります。

●また、人の目の高さで見通し距離が1キロメートル以上ある場合は「もや」、1キロメートル未満を「霧」と言い、区別しています。

●同じような現象で、風景がぼやけている様子や山に薄い 雲がかかっているような状態を「霞(かすみ)がかかる」といいます。霞(かすみ)は気象用語としては定義されていませんが、俳句の世界では、霧は秋の季語、霞(かすみ)は春の季語として使われていて、季節によって言葉を使い分けて表現しているのです。
10月1日
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【10月の星空(北の空)】

秋は日暮れがどんどん早まり、夜の時間が長くなったことを実感できます。秋の夜長には空を眺めてみるのもいいものです。

10月は、夏の大三角がようやく西に傾き始めたころに北極星の道しるべとなるW字形の「カシオペヤ座」が北東の空に上がってきます。

カシオペヤとは古代エチオピア王家の王妃の名前です。では、王様はというと、その隣で星座になっているケフェウスです。カシオペヤよりも明るい星が少ないので目立ちませんが、五角形をしているので比較的わかりやすい星座です。

また、カシオペヤとケフェウスの子がアンドロメダ姫で、アンドロメダ座はカシオペヤ座の隣に位置し、親子3人仲良く星座になっているように見えます。

アンドロメダ座から視線を低い位置に下げると、そこには夏に流星群が見られることで有名なペルセウス座があります。

ちなみに、日没すぐの西の空には宵の明星、金星を見ることができ、午後6時には地平線の下に沈んでしまうので、日没の時間が早まる月の後半がおすすめ。
9月30日
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【紅葉を見に行こう】

そろそろ全国各地で紅葉のシーズンが始まります。

紅葉狩りと言えばまず思い浮かべるのが山や渓谷。少し遠くまで足を伸ばしたら、ついでに温泉旅館に泊まってゆっくりとしたいもの。露天風呂につかりながら色づいた木々をのんびりと眺めるのは最高の秋のぜいたくと言えるでしょう。

また、お寺や庭園の紅葉も美しいです。中にはライトアップして夜間の紅葉を楽しめるところもあり、例えば、京都の清水寺や高台寺などでは、暗やみに浮かび上がる真っ赤なモミジを見ることができ、昼間とは違った楽しみ方ができます。

そして、普段何気なく通っている通りや公園の紅葉も見逃せません。東京の神宮外苑や大阪の御堂筋(みどうすじ)のいちょう並木など、会社帰りに少し寄り道してながめてみるのもいいです。
9月29日
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【ホウキグサ】

●紅葉の季節が近づいてきました。

●紅葉は、山奥まで出向かなくても見ることができます。庭や公園の花壇にも秋の紅葉する木や草を見ることができます。そのひとつに「ホウキグサ」があります。

●ホウキグサは別名「ホウキギ」または「コキア」とも呼ばれるアカザ科の一年草で、植木鉢などにこんもりと球状に育ちます。

●春に種をまいたあと、高さ1メートルくらいにまで生長 し秋の深まる10月ころに赤く紅葉します。冬の寒さに弱く、紅葉したあとは枯れてしまい、「ホウキグサ」の名前の通り、枯れたら束ねてホウキの材料となります。

●ホウキグサの実は、知る人ぞ知る「とんぶり」であります。 とんぶりは秋田県の伝統技術によって作られる加工食品で、とろろや納豆などに入れて数の子のような食感を楽しむことができます。そのおいしさ、めずらしさからか、畑のキャビアと呼ばれ、珍重されています。
9月28日
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【スプラウト】

●「スプラウト」をご存じでしょうか。スプラウトとは植物の新芽の総称です。スプラウトは最近になってテレビや雑誌で取り上げられ、話題になっていますが、その代表格であるカイワレ大根の歴史は古く、平安時代にはすでに栽培されていたようであります。

●また、ブロッコリーのスプラウトも出回っていて、くせのない味わいが楽しめ、そのほか、ソバのスプラウトもあり、血管の病気の予防に効き目があるルチンが豊富に含まれているのが特徴。

●スプラウトには、ビタミンやミネラルなどが大変豊富に含まれており、成熟した野菜であっても、スプラウトにはかなわない程であるという点が注目されている理由であります。
9月27日
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【サケのそ上】

●この時期、サケは川の上流を目指して遡上(そじょう)を開始し、11月頃に遡上は最盛期になります。遡上とは、海で成長したサケが川をさかのぼっていくことであります。

●サケは、川で生まれ海で育ち、再び、生まれた川に戻って産卵をする魚。危険な大海原を旅して故郷の川に戻ってくる確率は、北海道でだいたい3〜5パーセント程度でしかありませんが、サケにとって、遡上は子孫を残すための生涯で最も重要な作業なのです。しかし川に入ると、ぴたりとえさを食べることをやめてしまいます。これによってサケは味が落ちてしまうため、我々の食卓にのぼるサケは、川に入る前に海で漁獲されたものなのであります。

●川に入ったサケは、川を遡上することだけに時間とエネルギーを費やします。水深がおよそ1メートル以上の冬でも凍らない川を選んで、オス、メス一対が上流をめざします。 そして、産卵が終わるとすべての力を使い果たし、死んでいくのです。まさに生物の子孫を残すための本来の姿といえますが、最近は人工的にふ化するために産卵に至る前に捕獲されることもあってか、あまり見られなくなりました。
9月26日
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【薄明】

日の出がだんだん遅くなり、秋の深まりが感じられます。9月下旬の日の出は5時半から6時前後なので、それよりも早く起きると、真っ暗な夜空からだんだん明るくなってくる空の色の変化を見ることができます。

太陽がまだ地平線の下にあって、日の出前や日の入り後の空の薄明かりを薄明(はくめい)といい、明るさや色の具合は、その日の気象条件によって様々に変わりますが、日の出前の時間帯によって3つに分類して扱われます。

まず、日の出の時間よりもおよそ90分ほど前から始まる空模様を天文薄明(てんもんはくめい)といいます。まだほとんど暗いものの、だんだん明るさが加わってきます。星の明るさよりも空の明るさが増してくることが目安で、ふつうはこのころに天体観測を終了させます。

その後、日の出前60分頃になると空は急速に明るさを増してきます。このころの空を航海薄明(こうかいはくめい)と呼び、5等星よりも暗い星が消えていくのが目安といわれています。

さらに時間が経ち、日の出前30分頃からの空を市民薄明(しみんはくめい)(または常用薄明)といいます。このころには東の空に赤やだいだい、黄色といった色味がでており、地平線から天頂にわたって、さまざまな色を見ることができます。日の出前30分ごろからは私たちが照明なしに行動することができます。これが市民薄明の名の由縁なのです。
9月25日
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【冬は山からやってくる】

9月も終わりに近づき、すでに北海道や標高の高い山などでは木々が色づき始めたところがあります。上空に強い寒気が入ってくると、紅葉の見頃をまたずに冬の使者である雪の便りも届くようになります。

すでに北海道の大雪山系旭岳では、9月21日に初冠雪の便りが届いておりります。初冠雪とは、夏が終わったあと山頂付近に雪が積もり、これがふもとの気象台や測候所から初めて見えた時のこと。

日本最高峰の富士山の場合、甲府地方気象台からの初冠雪の平年日は10月1日と、まもなく冬が始まります。雪化粧した富士山はひときわ美しく、昔から日本人は富士山の雪を農耕などの目安としても利用していました。「富士山に早く雪が降ると、里の雪が遅い」ということわざもあります。冬の訪れを占うためにも、富士山の初冠雪は注目されていたようです。

ちなみに、富士山では、以前、麓にある三島、河口湖、そして甲府の3か所で初冠雪の観測が行われてきたのですが、すでに三島測候所と河口湖測候所は無人化されたために、富士山の初冠雪の便りは甲府方面のみ。甲府からみた富士山の初冠雪の平年は10月1日。今年はいつ頃になるのでしょうか。
9月24日
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【熱気球の移動】

●秋は過ごしやすく何をするにもいい季節。紅葉狩りやスポーツなど、外に出て行動したくなることでしょう。そんな秋には、ふだんとは違った視点から自然を感じてみるのはどうでしょうか。

●北海道など各地で観光客を対象とした熱気球の体験搭乗が行われています。また、これからの時期は佐賀県や栃木県などで熱気球の大会も行われます。

●熱気球というと、雄大な自然を眼下に望み、ゆったりとした時間を過ごす乗り物というイメージが強いものですが、熱気球の楽しみ方はそれだけではなくスポーツとしての競技もあります。この競技は主に、地上に設けられた標的に対し、どれだけ近い場所に熱気球からマーカー(砂袋)を落とせるかを競う、というものです。

●地上に設けた地点に近づくためには、上下方向の移動ではなく、水平方向の移動が必要。気球はそもそも、人の操作では上下方向の動きしかできません。そこで風を利 用するのです。風は高さによって吹く向きが異なる場合があり、自分が行きたい方向に風が吹いている高さへと上下移動し、その風に乗れば水平移動をすることができるのです。

●目的の方向に吹いている風が上方にある時に、バーナーで気球内部の空気を暖めて、外部の空気との温度差を作ると、気球は相対的に軽くなり上昇します。ただ、大きな体積を持った気球内の空気は、バーナーを強くたいても徐々に暖められるため、すぐには上昇しないため 競技には、バーナーをたくタイミングや、目に見えない風を読むことが要求されます。このように自然との駆け引きが楽しめるため、熱気球は魅力的で奥の深いスポーツとして世界中で愛されています。
9月23日
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【きのこ狩りにいこう】

●晴れた日には、秋の味覚を探してきのこ狩りへ出かけてみるのはいかがでしょう。雨の日の数日後をねらって計画を立てるとよいです。

●きのこは山や林に雨の降った2、3日後、いっせいに生えてくるので、そのころを見計らって出かければ新鮮で元気なきのこを見つけることができます。

●また、行き先は、植林されていない林が適しています。天然の林にはたくさんの種類の木や草があるため、それだけきのこの種類も多くなります。特に日本の林には、ブナやミズナラ、コナラ、クヌギ、アカマツなど樹木の種類が豊富で、まさにきのこの宝庫と言えるでしょう。

●着いたら早速、きのこを探してみましょう。きのこを見つけやすい方法は、しゃがんで近くを見回すこと。これは木の根の周りや、枯れ木や倒木の上、落ち葉の下など、人間の足元の高さにきのこが生えていることが多いからです。群生しているきのこもあるので、ひとつ見つけたら周囲をくまなく探して見るのも手。
9月22日
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【秋分】

9月23日は二十四節気の一つ、秋分。この日は「秋分の日」として祝日にもなっているので、二十四節気の中でもなじみ深いものです。

秋分は、9月20日の彼岸の入りと26日の彼岸の明けの中間にあることから、「彼岸の中日(なかび・ちゅうにち)」と言われており、この日は祖先を敬い亡くなった人をしのぶ日とされています。

そもそも彼岸とは仏教の言葉であり、仏教においてはご先祖様のいるあの世は太陽の沈む西の方角にあると信じられてきました。そのため、太陽が真西に沈む彼岸の中日は、極楽浄土に想いをはせながらご先祖様の供養をし、自らを反省するのにふさわしい日とされてきたのであります。

また、秋分は昼と夜の長さがほぼ同じ長さになるころでもあります。秋の彼岸を過ぎると、「短夜(みじかよ)」から「夜長(よなが)」へと移り、暑さ寒さも彼岸までというように、過ごしやすく物事に集中しやすい時期になります。
9月21日
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【落花生】

秋は実りの季節。落花生の収穫は9月中旬から10月中旬ごろに行われ、自然乾燥の後、毎年11月に市場に出回るようになります。

落花生の原産地はアンデス地方と言われており、日本へ伝えられた経緯は定かではありませんが、明治時代に政府が栽培を奨励したことから各地で栽培されるようになりました。

栄養面においては、食物繊維が豊富で、腸の働きを整えてくれ、さらに、落花生に含まれる脂肪は、コレステロールを抑制する働きを持つオレイン酸が多く、生活習慣病の予防にもつながります。このほかにもビタミンB1、B2、Eなども含まれ、落花生は健康的な食べ物といえます。

また、落花生の栽培には、小石が少なく、水はけのよい火山灰地が適していると言われています。落花生の生産量日本一の千葉県は関東ローム層の火山灰地が広がり、全国の約75パーセントもの生産量を誇るのです。
9月20日
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【七草】

●春と秋には七草があります。春の七草は、「せりなずな 御形(ごぎょう)はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」と四辻(よつじ)という、当時の左大臣によって歌に詠まれました。

●春の七草は、1月7日におかゆや雑炊などに七草を入れて食べる風習があり、これには様々な薬効があるため、食べることで春を感じるものです。

●一方の秋の七草は、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ、「萩(はぎ)の花 尾花(おばな) 葛花(くずはな) 撫子(なでしこ)の花女郎花(おみなえし)  また 藤袴(ふじばかま) 朝顔の花」という歌からきています。ちなみに、ここでいうハギはヤマハギ、オバナはススキ、アサガオはキキョウのことをさしています。

●秋の七草は見て楽しむものとはいえ、外見に人目を引きつけるような派手さがありません。しかし、万葉集にみられる素朴さに通じるような魅力が感じられないでしょうか。

●秋の七草はどれも、目立たずひっそりと慎ましやかに生きています。植物が春に芽吹くまでの長い眠りに入るには、ぱっと咲く明るさより、けなげに咲く美しさの方がふさわしい、と山上憶良は感じたのでしょう。
9月19日
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【秋の季語・肌寒】

●9月も半ばを過ぎ、朝晩は気温が下がって秋の空気が感じられるようになりました。そんな秋の体感を表現する季語に「肌寒(はださむ)」があります。

●俳句などの世界で「肌寒」という言葉は「秋の冷気が肌に寒く感じられること」という意味を持ちます。ふだん私達は季節にかかわらず、肌に寒さを感じる時、またぞっとする時に「肌寒い」という言葉を使いますが、本来は「秋」に限定した表現なのです。

●秋の季語には「肌寒」に限らず、他にも秋の微妙な空気の変化を示すものがあります。例えば、ようやく感じるようになった寒さを示す「漸寒(ややさむ)」、肌にぞくぞくした感じを伴い、何となくほのかな寒さを示す「うそ寒(うそさむ)」、不快感、違和感を伴い、とらえどころのない寒さを示す「そぞろ寒(そぞろさむ)」などがあり、これらは寒さの微妙な度合いや進行具合を表します。
9月18日
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【星の明るさ】

夜空の星には、明るくてすぐに見つかる星からやっと見えるくらいの暗い星、そして望遠鏡を使わなければ見えない星、といろいろあります。

星の明るさは「等級」という単位が用いられており、等級の数字が小さいほど明るい星で、1等級の明るさを持つ星を1等星と呼びます。

北極星の明るさは2等級で、夜空にひときわ明るく輝くシリウスはマイナス1・5等級、満月は平均でマイナス12・7等級であり、直視できないほどまぶしい太陽の明るさは、マイナス26・7等級であります。

星の明るさは地球との距離にも関係しています。宇宙には太陽より強く光を放っている星がたくさんありますが、距離が太陽と比べて圧倒的に離れているせいで等級では負けてしまっている星が数多くあります。

星をある一定の距離に並べたときに見える明るさのことを絶対等級いいます。この絶対等級を使うと、明るい太陽でも4・8等級しかありません。シリウスは1・4等級、北極星にいたってはマイナス3・6等級であり、本当は太陽よりも非常に明るく、大変強い光を放っているのです。
9月17日
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【お月見】

●今年の十五夜は9月18日です。十五夜とは旧暦15日の夜のことですが、特に旧暦8月15日を指すことが一般的となっています。

●この日の月は「中秋の名月」と呼ばれており、古くからお月見を楽しむならわしがあります。お月見は日本だけの文化ではないようで、中国や韓国などでもお月見をする風 習があります。

●旧暦8月15日には、中国では「中秋節(チョンチョウジェイ)」、韓国では「秋夕(チュソク)」と呼ばれる行事があり、日本と同様に月をめでて楽しむのです。

●お月見がいつ、どのように始まったかは、はっきりとわかっていませんが、中国でサトイモの収穫を祝う祭りが始まりというのが有力な説。その後、中国の宮廷行事となり、日本には奈良時代以降に伝わったと言われています。
9月16日
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【紅葉が始まる目安】

●多くの地域で、これから紅葉のシーズンを迎えます。紅葉がいつから始まるか気になる方も多いのではないでしょうか。紅葉と秋の気温には深い関係があるのです。

●明け方の最低気温が8度前後より低くなると、しばらくして葉が色づきます。冷え込みは一時的なものではなく、何日か続いてはじめて紅葉につながるのです。また、日中の暖かさと夜の冷え込みというめりはりのある天気は、鮮やかな紅葉の条件。
9月15日
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【新そば】

日中、日差しが厳しいところもあるが、朝晩は涼しさが増し、次第に秋らしくなってきました。秋といえば、新そばの季節でもあります。

現在、日本で栽培されているそばには、大きく分けると夏型のそばと秋型のそばの2種類があります。新そばは一般には秋に収穫された秋そばのことを言います。

秋そばの収穫時期は、8月下旬ころから北海道で始まり、11月下旬ころの九州などが最後になり、ちょうどこれからが新そばの時期。

そばは、比較的冷涼な気候に適した作物ですが、様々な品種がつくられており、鹿児島などの温暖地でも栽培されています。また、種をまいてから収穫まで2か月から3か月と収穫期間が短く、土壌の栄養が少ない荒れ地などでも比較的容易に栽培ができることから、北海道から沖縄まで広く栽培されています。
9月14日
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【いろいろな海藻】

●今年は9月19日が敬老の日。長寿のためには、ふだんの食生活から健康を心がけたいものです。

●健康に良いと言われている食物はたくさんありますが、その中でもワカメやコンブなどの海藻は食物繊維やミネラルが豊富といわれています。海に育つ植物である海藻と、地上の植物との違いは何でしょう。

●私たちが普段目にする陸上の植物は、小さなコケから大 木まで緑色の葉緑体を持ち、緑色の葉をつけます。そのため、私たちは植物は緑色だと思いがちだが、海の中の植物は緑色とは限りません。

●海藻は細胞内の葉緑体の色の違いによって、主に緑藻(りょくそう)、紅藻(こうそう)、褐藻(かっそう)の3つのグループに分けられます。その名が表すとおり、緑藻は緑色の葉緑体をもち、色素組成は基本的に陸上植物と同じであります。紅藻、褐藻は、緑藻と同じ色素を一部含むほかに、それぞれ異なる補助色素をもつために、紅藻は赤色の、褐藻は黄色から茶色の体をつくります。

●アオサやアオノリなどは緑藻に分類され、寒天としてよく知られているテングサやおにぎりののりになるアサクサノリは紅藻となります。お湯をかけると緑色になるワカメは、もともとの色は茶色で、コンブやヒジキとともに褐藻の一つ。

●陸上の植物と違って、海の植物の海藻は様々な色をしているのです。
9月13日
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【吹き返し】

台風が接近、上陸した時に、一度風がおさまった後、逆向きの非常に強い風が吹き始めたという経験はないでしょうか。

台風は巨大な空気の渦巻きであり、上から見ると中心へ向かって半時計周りに非常に強い風が吹き込んでいます。そのため台風の通過に伴い、風向きが変化するのです。

2003年8月3日に台風10号が上陸した室戸岬を例に見てみると、室戸岬は、台風の中心が通過するまでは台風の中心よりも北側に位置していたため、東よりの強い風が吹いていました。台風の中心が通過後、今度は台風の中心よりも南側に位置することになり、台風を回り込む風は西よりへと変わりました。この台風の通過後の逆向きの風を「吹き返し」といいます。

台風の中心近くでは一度風がおさまるため、安心してしまうことがあります。しかし「吹き返し」の風は、台風の中心の通過後まもなく突然吹きだし、ときには台風の中心が通過する前よりも強く吹く場合もあり、思いもよらない被害にあうことがあるので、十分に注意しなくてはなりません。
9月12日
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【最大瞬間風速の記録】

●9月は強い台風の上陸数が多く、その被害も大きい時期です。台風の勢力が強くなるほど中心付近では非常に強い風が吹き込んでいます。実際に、地上ではどのくらい強い風が吹いているのでしょうか。

●これまでに観測された最大瞬間風速の記録によると、山岳地を除いた地点で観測史上最も強い風は、宮古島での風速85・3メートル。これは1966年9月の第2宮古島台風の時で、この台風によって宮古島では家屋の大半が倒壊しました。

●また1961年第2室戸台風では、室戸岬で風速84・5メートルの猛烈な風を観測しました。そして、歴代3位の記録は1968年の第3宮古島台風の時で風速79・8メートルです。

●これらの記録に残る風速80メートル前後の風は、時速に直すと約290キロメートルに相当します。つまり、新幹線並みの猛スピードで走っているときに受ける風と同じくらい強い風です。強い台風の際には、普段では想像もつかないような強さの風が吹くことがあるのです。
9月11日
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【台風による耕地被害】

9月は大型台風が襲来しやすい時期です。この時期の台風は収穫前の農作物に多大な被害を与えます。9月に上陸した台風による耕地の被害面積を見てみると、1954年の洞爺丸(とうやまる)台風と1958年の狩野川(かのがわ)台風、それに1961年に上陸した第2室戸台風の時には8万ヘクタール以上となりました。

また、1945年の枕崎(まくらざき)台風は約13万ヘクタール、1959年の伊勢湾台風にいたっては21万ヘクタール以上と、東京都と同じくらいの面積が被害にあったのであります。

このように、9月の大型台風は田畑などに大きな傷跡を残します。「一吹き百万石」という言葉がありますが、これは、台風が一回通り過ぎると百万石(約15万トン)の稲を失ってしまうことを表現したものであります。百万石とは、約200万の人々が一年間に食べる米の量に匹敵します。台風が一度やってくるだけで、人々のその後の生活を左右するほど、台風は恐ろしいものだったのです。

そのため、収穫前の稲や農作物を台風から守るために、人々は様々な努力をしてきました。最近では、田植えの時期を早めて収穫時期をずらすことによって、被害を最小限に抑えることに成功しました。また、品種改良や栽培管理などの工夫のほか、より精度の高くなった台風の予報技術を利用することにより、昔ほどの被害がでることは少なくなっています。
9月10日
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【コオロギの音色】

●9月に入ってもまだまだ残暑の厳しいところが多いですが、夜には虫の鳴く声が聞こえ、秋の気配を感じるようになりました。その秋の虫たちは、鳴く時にどうやって音を出しているのでしょう。

●秋の虫の代表格であるコオロギの場合、左右の前ばねをすりあわせて音を出します。この音で仲間と様々なコミュニケーションをとっているのです。

●また、自ら出す音で仲間とコミュニケーションをとるということは、その音を聞くことができる耳を持っているということになります。コオロギの耳は意外な所にあり、前足の関節の近くについていて、コオロギが出す高い周波数の音を聞きとることができます。
9月9日
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【ブドウの選び方】

実りの秋、店頭には秋の果物が並ぶようになりました。中でもブドウは秋の代表的な果物。ずらりと並んだ中からよりおいしいブドウを見分けるにはどうすればいいのでしょう。

ブドウは、メロンなどのように日をおくと甘みが強まるわけではないので、なるべく新鮮なものを選びましょう。その際、軸に注目するとよいです。収穫してからおよそ5日から6日たつと緑色からだんだん茶色に変色するので、軸が茶色になっていないことが新鮮さの目安になります。ほかにもブドウの粒がみずみずしく、張りが強いものも新鮮さの目安となります。

また、よく熟していることもおいしいブドウの条件。熟したブドウを選ぶには皮の色を見よう。色が濃いものほど熟していて甘みが強いのです。

さらに、表面に白い粉がたくさんついていることも重要。この白い粉は、ブドウの実の表面から水分の蒸発を防ぐ役目があります。
9月8日
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【重陽の節句】

9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。重陽の節句は江戸時代の祭日である「五節句」の一つ。

五節句には、新年に七草がゆを食べて一年の無事を祈る人日(じんじつ)の節句(1月7日)、ひなまつりの上巳(じょうし)の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)や七夕の節句(7月7日)があり、その最後を締めくくるのが重陽の節句です。

春の上巳の節句は桃の節句、初夏の端午の節句は菖蒲(しょうぶ)の節句と呼ばれるように、重陽の節句では、秋の花である菊が用いられ「菊の節句」と言われます。

重陽の節句では、邪気を払い長寿と一家の繁栄を祈って菊の花を浮かべた酒を飲んだり、「菊の被綿(きせわた)」といって、露よけのために菊に綿をかぶせ、その綿に降りた露で体をふくならわしがあります。

現在では重陽の節句は菊の品評会が行われる程度で、他の節句に比べてなじみのうすいものですが、平安時代から明治時代までは庶民の間でこのように様々な行事が行われていました。
9月7日
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【ジャガイモ】

●まもなくジャガイモが旬をむかえます。ジャガイモは、世界の五大食用作物(小麦、水稲、大麦、とうもろこし、じゃがいも)の一つと言われ、世界中で生産され、食べられています。日本でも煮物や炒め物などに使われる他、ポテトサラダやポテトフライなど、食卓にもなじみ深い食材です。

●ジャガイモの原産地は、南アメリカのアンデス山脈の、標高3000〜4000メートルの高地と言われています。アンデス高原にはインカ文明などいくつかの文明が存在しましたが、その食生活を支えたのが、同じく南米産のトウモロコシとジャガイモでありました。16世紀にスペイン人がインカ遠征の際に持ち帰ったことでヨーロッパに広まり、オランダなどの海外進出によって、世界各国に伝播し日本にも伝わったのです。

●現在ジャガイモはいつでも手に入るが、旬と言えるのは、春の5〜6月頃と秋から冬の9〜12月頃の年2回。 栽培は北海道が最も盛んに行われており、生産量は全国 の約8割を占めています。これは、ジャガイモ栽培の適正温度が15〜21度であり、涼しい北海道の気候に適していることと、栽培面積を大きく確保でき、大型機械の導入が可能なことが理由であります。

●ジャガイモはビタミンCが豊富で、他の野菜と比べると熱でビタミンCが壊れにくい性質を持っており、最近では、健康面や美容ではもちろん、意外なダイエット食としても利用され、さらに活用の場を広げています。
9月6日
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【白露】

●9月7日は二十四節気の一つ、白露(はくろ)。白露は、野の草に露が宿って白く見えるころ、という意味で、このころからはっきりと秋を感じられるようになります。秋は露の多い季節であるため、白露は秋の深まりを露で表現しようと名付けられたものでしょう。

●露は晴れて風の弱い明け方によく現れ、草花だけでなく、車のフロントガラスなど様々なものに露の玉の輝く様子を見ることができます。

●露が「月の雫(しずく)」とも呼ばれるのは、夜間に晴れていて月が見えた時によく現れるからでしょう。また露は、日が差すと短い時間で蒸発して消えてしまうため、物事の短くはかないさまを例えるのにも用いられることがあり、露の命、露の間(つゆのま)、露の身、露の世などという言葉があるのです。
9月5日
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【海鳴り】

「海鳴り」とは、うねりが海岸で崩れるときに空気を巻き込むために発生する音のことで、海岸から離れた内陸でも、ゴーゴーと遠くで雷が鳴っているように聞こえます。うねりは台風によることが多いので、海鳴りはしばしば台風接近の前兆になります。

直線に長い海岸では、うねりが海岸線に直角に押し寄せるため、音は遠くまで届き、そのため、土佐湾や遠州灘(なだ)、鹿島灘などで発生した海鳴りは遠くまで伝わりやすい。

ただ、音は風上で発生したものは遠くまで届きやすく、風下で発生した音は離れていると聞こえにくいという性質があります。そのため、台風が迫っているときでも、風や時間帯などによって海鳴りが聞こえるときと聞こえないときがあります。
9月4日
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【夏の雲から秋の雲へ】

●9月に入り、まだ残暑が厳しい日もありますが、辺りの虫や草木、空気などから秋を感じることができます。「天高く馬肥ゆ(てんたかくうまこゆ)」と言うように、空が高く澄みわたっていることは秋を感じさせる要素の一つです。

●秋の空が高く感じられるのは、秋の雲の現れる位置が高いことがひとつの理由であります。

●入道雲やわた雲といった夏に多く現れる雲は、強い日差しにより地面付近の空気が暖められて発生します。このような雲は上下の空気の流れで発生するため、地上から数百メートルくらいの高さでも出現します。

●一方、秋になると、いわし雲やひつじ雲といった高い所に現れる雲が多くなります。いわし雲はおよそ5000メートルから1万メートル、ひつじ雲でも2000メートルから7000メートルといった高度に出現します。

●夏と秋の雲の出現する高さの違いは、湿度の違いによるものです。湿度の高い夏は低い所でも雲ができるが、湿度が低くなる秋は、低い所では雲を作るほどの水蒸気がないため、雲は高いところにできることになります。
9月3日
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【キキョウ】

●秋の七草の一つに、キキョウがあります。奈良時代の歌人、山上億良(やまのうえのおくら)が、万葉集で挙げた七草の中には、キキョウは入っていないが、億良の詠んだ 朝顔が当時のキキョウを指すということで、今では秋の七草の一つになっています。

●キキョウは、日本の他に、中国北部や朝鮮半島などに広く分布し、日当たりのよい山地や草原に生える多年草です。花の咲く時期は、夏から秋までと長く、1メートル前後 の茎の先端に、ふっくらとしたつぼみをつけ、横向きに紫または白色のくっきりとした星形の花を咲かせます。

●日本では、昔から気品に満ちた花の色や形が人々に好まれ、観賞用として庭園に植えたり、生け花などで親しまれています。一方、韓国では、観賞よりも漢方薬や食用として利用されています。キキョウの根はごぼうのように太く薬用成分のサポキンを含んでおり、せきやのどの薬、漬物や煮物、揚げ物にして食すところもあります。
9月2日
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【9月の星空(北の空)】

●夜空は徐々に秋の星座を映し出し、季節が移り変わっているのを感じることができます。

●午後9時ころの北の空には、日暮れが早くなったせいもあって、頭の上に夏の大三角を形作る「こと座」のベガと「はくちょう座」のデネブ、そして「わし座」のアルタイルが見えます。

●ベガは、周りの小さな星と結びつけると「へ」の形を示し、翼を畳んで降下するわしにみえることから、アラビア語で「落ちるわし」という意味をもちます。

●そして、秋の代表的な星座のひとつに、5つの星がWの形に並ぶ「カシオペヤ座」があります。北西の空へ低くなり はじめた「北斗七星」にかわり、北東の空高くのぼるので、秋の夜空に目立ち、北極星を探す役割を果たします。

●9月23日の秋分の日をさかいに、これからは夜が昼より長くなります。この秋の夜長をたっぷりと天体観測で楽しんではいかがでしょうか。
9月1日
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【ひっつきむし】

子供のころ、草むらに出かけてズボンやセーターなどに実のようなものをたくさんくっつけて遊んだ思い出はないでしょうか。あの動物や人の体にくっついてくる実のようなものは、「ひっつきむし」と呼ばれる草の種です。野原や草むらでよく見られるひっつきむしには、オナモミやアメリカセンダングサなどいろいろな種類があります。

ひっつきむしは、遠くまで運んでもらうために動物や人にくっつきます。自分で動くことのできない植物は、いろいろな工夫をして種をより遠いところまで運び、できるだけたくさん仲間を増やそうとしているのであります。

いったん動物の毛や人にくっついたひっつきむしは、その動物が毛づくろいする場所、または人がズボンから種を払う場所で地面に落とされて、そこに芽を出すことになります。中には輸入される羊毛にくっついて、外国から日本へ渡ってきた種もあるのです。

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